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時間の使い方を日・週・人生の単位で考えたら、時間に対する理解が深まった、という話

みなさん、こんにちは。
カイロスマーケティングで代表をしております、佐宗(さそう|@dsasoon)と申します。

今月は人生で初めての入院をしました。突発性難聴という片耳が突然聞こえにくくなるという病気になりまして。治療のために1週間ほど入院をさせていただきました。

1週間ね。長い。

でも、その間、カイロスマーケティングは順調に経営というか運営していたわけであって。社長という役割のわたしがいなくても、みんなが十分に会社を運営できるようになっていることに気づきました。

とてもたくましいじゃないか!と思っています。
そして、本当に助かっています。

わたしは1週間の間、いつもとは違う時間を過ごさせていただきました。いつもと違うことをすると、違う側面で考えることができるんだな、と実感しています。入院という経験にも感謝しないといけないですね。


時間って見えないから意識しにくい

入院している病室には時計がありません。いま何時なのか、よくわからないんです。あまりこんな生活したことなくて。意識しないままに1日が過ぎていきました。

入院からしばらくして、時間を意識したくなっていきました。時計が病室に無いからなのかな。看護婦さんや、病院食がいつくるのか、よくわからないからなのかな。不思議なものです。

そして、入院中の1日の時間を可視化する作業を始めたんです。1日に何をして過ごしているのか。睡眠時間だけでなく、治療や検査の時間、ご飯の時間、などなど。思いつきで始めた作業でしたが、とても多くの発見がありました。そして、時間の可視化はおもしろい。

仕事では、自分の時間の使い方を把握していたつもりでしたが、改めて、まだまだだな…、と。自分の時間を可視化するにつれて、時間への意識が高まり、そして、時間に対して新たな視点を持つようになったところは、進化かな。入院して、何を進化させてるんやら…。

そもそも時間は人々に等しく与えられたもの。自分の時間を他のことに投資することによって、自分が成長する。豊かな生活が送れるようになる。幸せになる。と、思っています。時間は平等だけど、時間の使い方で人生が変わる。だからこそ、1日の24時間を有効に使うことが大切だと思っています。

時間を投資配分する。経済っぽい表現かもしれないですが…。

時間の投資配分は1日単位で考え、集中できない時間の過ごし方を考える

1日周期で良い時間とそうで無い時間がある。

良い時間とは、1日のうちに集中力や生産性を高くできる時間帯のこと。気分や体調、集中力や個人の感性によって、誰でも良い時間とそうで無い時間は1日の中に相対的に存在すると思っています。午前中は夜よりも集中できるとか、体力が残っているとか、こんな感じで考えてもらえれば良いかな、と思っています。

1日の中で集中できる時間帯には、集中する必要がある作業やタスクを割り振る。いまさら言うまでもありませんが、時間術などの本でも紹介されていることですね。

じゃあ、集中できない時間はどうするのか?

集中できない時間には、思いっきりリラックスしてしまえば良い。テレビを見るとか、YouTubeを見るとか、散歩するとか、ゆっくり風呂に入るとか、睡眠をとる、など。1日の中の集中できる時間における生産性を高くするためには、集中できない時間を活用すると考えるべきです。良い時間とか、そうでない時間って、1日の中の自分の時間に対する相対の評価ですからね。

結局のところ、集中できない時間をうまく使ってゆっくり休息を取れるかどうかが、集中できる良い時間のタスク生産性を上げる唯一の戦略であると思っています。

毎日、営業・運動・睡眠により、最高のパフォーマンスを発揮できる状態にしておく。あたりまえのことなんですけど、休息することの大切さを改めて学びました。


週単位で時間の投資を考える必要はない、かな。

仕事中は、週単位で時間を考えていました。時間帯による生産性を考慮すると、週単位での時間の使い方はあまり考える意味がないな、と感じています。

もちろん、平日は仕事、土日は休み、という流れの中での「予定」は週単位で考えることになります。積極的な時間投資、と、休息・リラックスのようなONとOFFの配分は週単位で考える必要がありません。

1日単位だったら、朝起きて2時間くらいは集中できる。夜寝る前は疲れて集中できない、とか、いわゆるバイオリズムがあります。仕事などのタスクは週単位でリズムのようになっていますが、バイオリズムは週単位には、知る限りでは存在しません。

時間生産性は、1日単位でリセットする。疲れも、集中も。これが基本。


人生レベルなら、後半戦になるほど時間投資効果が高くなる

自分の時間を使って、自分を成長させる。その成長の先をうまく選ぶと、時間単位での生産性が高くなるはずなんです。仕事だけでなく、私生活も、幸せも、かな。

適切な時間投資の積み重ねによって、やっぱり複利。以前に時間を投資して自分の生産性を上げ続けることによって、その後の生産性に複利的に寄与する。だから、年を取るにつれて、どんどん生産性が加速度的に高くなる。

この加速度的成長は、あることに時間投資してきた年月で決まる。

まだ何かを始めたばかりの時には、自分のケイパビリティ(能力・タレントなど)に時間を集中して投資すべき。

人の考え方は千差万別であることが前提だけど、自分なら、まずは自分のケイパビリティを高くするための時間投資にこだわりたいし、そうしてきたつもりです。初期の段階、つまり若かった時は、お金じゃなくてケイパビリティにこだわって仕事を選んできました。

自分のケイパビリティができあがってくると、それなりのネットワーキングが見えてくる。次のステップでは、ネットワーキングに自分の時間を投資する機会があるからです。最初からお金稼ぎに自分の時間を投資すると、お金稼ぎのネットワークにたどりつく。もちろん、どこにも悪いことは無いと思うのですが、ただ自分には合わないかな。

時間投資の生産性は複利であるという前提があるとしたら、お金は、引退する直前の10年くらいで人生分のすべてを回収するくらいで考えたいと思っています。うまくいけば、きっと回収できる。

ネットワーキングの質も、お金よりも、それ以外が好き。成長を感じるし、社会貢献も感じたい。

入院という機会があって改めて感じたんだけど、カイロスマーケティングのみんなは、社会貢献とかお客さまとか、「マーケティングを、もっと身近に。」することとか、こういったことに時間を積極的に使って、そして、日々一生懸命働いているんだな、と思えてきました。

やっぱ、ボクはカイロスマーケティングが好きだな。
早く完治して、1日も早くみんなと一緒に、元気にフルパフォーマンスで働きたいな。と思っています。

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