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見習いシェフ修行中 day39

4/21(Sun.)
#66日ライラン day39

最近お料理にハマっている次男。
金曜日の朝、「わーい!今日は給食が煮込みハンバーグや、やったー😆 だから家でもハンバーグ作って!‥いや、オレ作るから挽き肉買ってきて!!」
と言い残して登校した。

ボーイズにハンバーグを作らせる‥
今まで、週末に朝ごはんを用意してもらったり、カレーを一緒に作ったり、いろいろ台所には立ってもらっていたけれど、ハンバーグは初めてだ。
こねたり丸めたり、彼らが喜ぶだろうなということは分かるけど‥
生肉を触るからという理由で避けてきた。

でもまぁ、彼らも3年生と5年生になったことだし。金曜日ということで(私の)気持ちに余裕もあるし。試しに作ってみましょう。

この日、週末に「自主学習」という宿題も出ていたので、ハンバーグ作りをそのまま自主学習に当てることにする。算数の宿題で持って帰ってきていたタブレットを使って、ハンバーグ・レシピ・簡単と検索してもらった。

「ママ、玉ねぎ切るの、ママやって。オレ無理!目やばいから」と言うので、大きめの玉ねぎ2個分を先に刻む。その間一生懸命、ノートに作り方を写していく次男。

「ママー、これ、たいかガラスって言うん?」
耐熱ガラスだった。慌てて、玉ねぎを入れていたボウルを耐熱ガラスのものと替える。私が作る時は、先に玉ねぎに熱を通すのを省略してたな、と思う。あちこち手を抜いたり、調味料を変えたり。私の場合は、みじん切りにした玉ねぎを熱しないで、そこにパン粉を合わせていた。主婦を10年やるうちに、お料理苦手なりにそれなりのスタイルが出来ていた。

玉ねぎをレンチンしている間に、つなぎに使う卵を割ったりパン粉を計ったりしてもらった。
この辺りで「オレはめんどいからしない」と言っていた長男も参加。彼は数字が好きなのだ。計量カップを斜めに持って適当に計ろうとする次男の代わりに、慎重に作業する長男。

「熱!玉ねぎ、熱!」
挽き肉に加える前に、レンチンした玉ねぎを冷ましてもらわないといけない。この段階でもう夕方6時を回っている。「冷めるの待ってる間に、YouTube見てきていいー?」と呑気なことを言っているけど、そんなことOKしたら今日中にハンバーグが出来上がらないかも知れない。
うちわであおいで、冷ましてー!
「おっしゃー」

あれやこれや入れて、混ぜてこねて、やっと成形。
ベッチャベッチャと、音と形を聞く(見る)限りあまり美味しくなさそうだが、ともかく楽しそうにやっていた。一人一個ずつチーズ入りが当たるように、スライスチーズも包み込んだ。
肉を触りまくった手であちこち触ることもなく、パン粉や玉ねぎの破片をこぼすのも最小限に抑えて、何とか焼くところまでこぎつけた。

やればできるじゃん!

焼くのはママ、と言っていたのに、やっぱりやりたくなってきたのか、フライパンの前に陣取る二人。「ここで蓋して3分やって」とか言いながら、いつもはゲームの時間を確認しているタイマーを使ってちゃんと焼く。弱火とか中火とか、中火やけどちょっと弱くする、とか真剣に見ている。

完成。

この日、予想より早く帰ってきた夫も一緒に食卓を囲み、ハンバーグ定食、四人前完食した。
「めっちゃ美味しい」
「ふわっふわやな」
「これチーズ入りのやつー♪」
「ご飯お代わりしてくる!」
私が普段作っていたハンバーグより、ふわふわ柔らかで、ソースもばっちりしっかり絡んでいる。ママのこのところの主婦の余裕テキトウレシピでなく、ちゃんと調べて、忠実に作ったからだろう。次回もこのレシピで作ろうか。
それか、次回も次男に作ってもらおう!

こうして次男の将来の夢は、【警察官】から、【ご飯を作る人】になったのだった。



次男「◯◯(長男)も幼稚園の時パティシエになりたいーって言ってたから、オレと二人で、食べるお店やるんもいいなぁ」

それ、いいね!
ママは最初のお客さんだ!

それか、ママが二人のお師匠ってことで、君たちのお店ではいつも無料ってことで、いいかな?



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