【2019秋-7】中村区大門界隈ツアー
~名古屋の旧赤線・中村遊廓跡をじっくりまち歩き~
開催日:2019年9月14日(土)
開催地:愛知県名古屋市
ガイド:松村冬樹さん / 元 名古屋市蓬左文庫 調査研究員
URL:http://dai-nagoyatours.jp/past/6407.html
こんにちは。
大ナゴヤツアーズです。
今回のツアーは、ツアーズではおなじみの大門界隈をまち歩き。同じコースのようで、毎回少しずつ内容を変えているのは知っていますか?
その時の様子をちょっとだけお伝えします。
近年の再開発で高層ビルが次々と建ち急速に変化している名駅から、地下鉄1駅分離れたところに位置する大門界隈。旧遊郭街の面影を残すこの街も、徐々にその面影を消しつつあります。そんな消えゆく面影を感じながら、ガイドの松村さんとまち歩きをしてきました。
昭和の面影を残すまちなみ
1本奥の道に入ると名古屋駅の賑やかな雰囲気とは全く異なった風景が見えてきます。古い家屋の間の細い路地や、名古屋で一番古い映画館、商店街の灯りやタイルで装飾された看板建築と言われる魚屋さんなど、歩くだけでどこか懐かしさを感じます。
昔ながらの雰囲気を残すスナックが現役で続いているのも特徴的で、参加者の方も興奮した様子でした。
旧遊郭街
かつては遊郭を取り囲むように堀がめぐらされていたそうで、遊郭街にはいるには、四隅にある橋を渡る必要がありました。いまでもその四隅に行くと、当時の橋があったであろう斜めの道を見ることができます。一目ではわかりませんが、たしかに遊郭の名残がここにはまだ残されています。
遊郭街の最北に位置する旧松岡旅館は、当時でも指折りの格式のある遊郭で、財界人も通っていたのだそう。そのため中の装飾は贅を凝らしたものがいまでも多く残されており、当時の華やかさを感じることができます。
時代とともに古いものがどんどん新しいものへと変わっていく名古屋駅周辺ですが、このまま残しておきたい素晴らしい建物が多くありました。
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