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「私」とは

今回は概要だけ。

兵庫県の〇〇出身です〜て言ったら必ず「お肉」て言われる街で生誕。

(地元民は実はあまり食べなかったりする)

震災後、父の仕事で香港に移住。

(ここで、なんちゃって帰国子女の称号を得る)

小学入学と同時に戻って以来、ぬくぬくと関西や地元の空気感に包まれながら大学卒業まで生活。

その間、中高は長距離通学でもなく、大学は実家から徒歩圏内と、ほぼ電車通学の経験なし。(通勤・通学ラッシュに出くわしたことないのはラッキーだった)

大学では法学部を学びつつ、国際関係論や人権、そこから付随してメディアに興味を持ち、3回生からはもっぱら後半の分野を中心に勉強を進める。(法学部卒っていうのがおこがましい)

3回生の時、法学部の少ない選択肢から留学制度を使ってスコットランドの大学に留学。(英語圏はここだけという薄っぺらさ)

ゴリゴリとイングランド法とスコットランド法それぞれに苦しみながら無事に終了。

ここで、スコットランドの魅力に気づき、トリコとなる。そして誓う、絶対戻ってくる、と。(いまでも年に2回は行くほどの熱狂的ファン)

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そうと決めた私の行動力が凄まじいのは自分でもわかっている。それまで、人と違った人生を歩みたいなあとぼんやり思って、進路をどうするか悩んでいたけれど、大学院に正規留学することを早々に決めた。

1年間、興味あるメディア関連のインターンシップ、ゼミ2つ、バイト3つ掛け持ちを並行しながら、大学院進学の準備を進める。この1年はありがたいことに授業がなかったから、本当に自由に時間管理できた。(そして濃縮還元できるくらいの日々)

初めて作成するCV(履歴書)や志望動機などその他諸々の準備を半年かけて試行錯誤しながら完成させ、年内のアプライを完了。

卒業後半年間のモラトリアムを経て、スコットランドへ(これまでに紆余曲折あるエピソードはまた放出します)

専攻は国際関係論。

修論のテーマは人権に関する国際法について。

1年間の修士で勉強だけで終わらせるのは勿体無いと思い、バイトも始める。ここが私の最高の思い出。小さな街だから、お客さんの8割は常連さん。

イケメンぞろいのパートナーとお客さん達からたっくさんの愛を注がれ、ここでもぬくぬくと過ごす日々。

地元感を感じられるのが好きなんだ、と気づく。

就職活動は、ロンドンで毎年4月ごろに開催される留学生向けのキャリアフォーラムに参加したくらい。色々あり特に成果もなく私の就活は一旦終了。日本に帰ってからやろ〜と思っていた程度で、修論に注力をシフトさせる。

そんな折、今の会社から一通のメール。

私の履歴書を見たそうで、「ぜひ受けてみないか」と。ここはロンドンベースの会社で、自分がやりたい仕事内容をしていたので、断る理由なんてない。

電話面談、筆記試験、最終面接まで実質3日というスピード感。さすが英国。

こんな私を拾ってもらい、今の会社に就職。

いわゆる現地採用です。

すごく貴重な経験をさせもらっているし、この年齢(ちょうど四半世紀です)でこっちで働けるのはなかなかないと自分でも思う。

自分が人と同じような流れで人生のステージを歩みたくない、と思っていたことが実現している。日本人の友達はこっちにいないから、たまにさみしさも感じるけど、でもそれも自分が選んだ道。



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