住宅設計コンペを終えて今後の方針が迷子になった話

卒制を終えてのコンペ。

順調に1次審査を通過し、2次審査のプレゼンにまで来ることができました。

結果は入選!

58作品中の3〜5位あたり。

う〜ん。

最近コンペにはよく通るようになっては来たけれども、結果が毎度入選など優秀、最優秀には届かない(泣)

自分なりに優秀作品との違いを思考した結果、

彼らに共通するのは"想像し易さ"だと思いました。

建築って使う人や審査する人にアピールすることは当然なんですが、その方法や作品の奇抜さなどが絡んでくると、簡単には想像つかなかったりするのでは?

私達からすれば
「縁側があって、そこで活気あふれる日々のアクティビティが生まれます」
と言われれば、おそらく過去の経験や知識から自ずと風景が想像できると思います。

ただ、新規性の強いもの、イメージしづらいものが来ると、それは我々の経験、知識から逸脱したものであり、容易に想像はできないはずです。

なんだろう。

1番イメージしやすく、親しみある建築でかつまちに調和するものはおそらく切妻屋根だとか、木造だとか、直線形だとか日常に存在するモノたちなんだろう、、、

そうした親しみやすいものを追求していくのか、それとも突然変異のように新たなスタイルを創り上げていくのか。

今の時代、現在見ているものが数年後数十年後も同じとは限らないほど目まぐるしく変化し続けている。

今の若者世代が50代とかになって、僕のような学生がようやく建築家として一人前に認められるころ、切妻屋根が主流になったままでいるとは限らない。

車だって自動化が進み、駐車場が不要になり、より密な都市が生まれているかも知れない。

建築家って学生からすれば今の人達凄いと感じるけれども、彼らだって学生の頃自分がこんな作品を作るなんて思ってもなかったかもしれない。

はたまたザハみたいに未来を見据えすぎてアンビルドのままかもしれない。

けれども、先を見据えようとする姿勢が新たな社会を形成するのかもしれない。

そう考えると、やっぱり新規性に富んだものを思考し続けるのが良いのかな〜とも思ったり。

ぜんぶ曖昧だな〜笑

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