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振り返ればジェラート
地球の歩き方『ミラノ・ヴェネツィアと湖水地方』を事前に購入し、ホテル周りのジェラート屋さんはチェックしていた。
ミラノのマルペンサ空港からバスでミラノセントラルステーションへ向かう。
そこからは徒歩8分ほどでホテルに着くはず。だった。
最近海外に行くときは、wifi をレンタルしていた。しかし、今回イタリアに行くにwifiでは万単位のお金がかかることが分かったので、eSIMでインターネット環境を整えることにしたのだ。
本来はwifi環境が整ったところできちんと設定をしておかなければならなかったのだが、何分初めての挑戦だったので、まだうまく設定できていなかったのだ。
そのため、文字通り紙の地図でホテルを探すことになった。
まぁどっちが北でどっちが西かなんて太陽を見たって分かるわけがない。
なので駅でおまわりさんに聞きながら探した。
この景色見たことある!
これは地球の歩き方に載っていたジェラート屋さんではないか。
朝が早すぎてまだやっていなかったので、観光が終わってから食べに行くことにした。
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地元の人たちがひっきりなしに訪れていた。あまりアジアの人は見かけない。私だけだ。なぜだろう。
誰も写真を撮っている人もおらず、溶けていくので急いで写真を撮ったら、ジェラートはぼやけていた。
でも味はぼやけていない。ピスタチオの味がしっかりしていて美味しかった。
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次の日は観光ツアーを申し込んでいたので、集合場所へ向かう途中で見つけたお店。
![](https://assets.st-note.com/img/1692509631293-NxzG3JEwU5.jpg?width=800)
集合時間までまだ時間があったので、お店がキラキラ輝いている気がしたので入店した。
地元の男性、女性がひっきりなしに出勤前に訪れているようだった。皆エスプレッソを頼んでいる。
私もエスプレッソを飲んでみたかったが、頼む勇気がなく、カプチーノをオーダー。
お店の隅っこで座って飲む。チョコレートをつけてくれた。
チョコレートが有名なお店だったらしい。お店は明るく、店員さんの制服はエプロンや三角巾が独特な青色で、映画にもでてきそうな色合いがオシャレだった。
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次は、友人が連れて行ってくれたVeronaで。
目に留まったお店に入る。
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今回もピスタチオ。
もうピスタチオの各店食べ比べになっている。
続いては、友人と友人の母と一緒にガルダ湖へ。
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続いて、友人の友達4人と一緒に夜車に乗ってジェラートを食べに行く。
イタリアでは、とくくってよいのかわからないけれど、皆夜ジェラート屋さんに集まって話をしながらジェラートを食べるようだった。
友人のおじも夜21時近くに息子とバイクで近所のジェラート屋さんへ出かけて行ったし、ミラノにあるジェラート屋さんも23時まで開いていた。
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夜21時半頃から友人と友人たちと出発した。
ジェラート屋さんの前には椅子や机が置かれており、何人もの大人が腰かけて話しながらジェラートを食べていた。
ここのジェラートは変わり種が多く、ビール味というものがあった。
ビール味と定番ピスタチオをオーダー。
ビール味は爽やかでさっぱりしていた。ビールと言うより、何かハーブのエルダーフラワーのような味で、ピスタチオ以外のフレーバーとしては断トツにおいしかった。
でもお店の名前は分からない。
友人の母曰く、店主は若いが、色々な味に挑戦していて、地元でも有名なお店とのこと。ミラノではビール味のジェラートなんてものは食べられないらしい。
ただ私は、時差ボケと人の家での寝泊まりであまり寝れておらず、昼間の暑さとともに正直疲れ果てていた。早く寝たかった。それでもジェラートは美味しかった。
またミラノに戻った最終日。
一日目ではブレラ絵画館はチケットが売り切れで入れなかったので、リベンジを図った。
その帰り。
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せっかくなので来た道とは違う道を通って帰ろうと思い、全く違う方向へ歩き始めた。
レストランが並ぶ道が見えてくると、通行人がぞくぞくこのお店に入っていく。
せっかくなので入ってみるかと皆に続くと、中では皆注文待ちで並んでいた。
ここではレモン味とピスタチオをオーダー。
この組み合わせはいまいちだったけれど、個々の味はとても美味しかった。
何より、ピスタチオはここが一番断トツに美味しかった。
一番ピスタチオの味を感じることができたし、ピスタチオの実もごろごろ入っていたのだ。断トツにピスタチオ味おすすめはこのお店。
さすが皆が吸い込まれて行っていただけある。
最終日。日というか帰りの空港の中。
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有名店と知らず、カプチーノだけを味わったお店だったので、どうしてもジェラートを食べたかったのだ。前日の街中でもこのお店は見つけられず、空港内でゲートに向かう道すがら見つけた。
最後の最後まで挑戦し続ける。
やっぱりおいしかった。ここのピスタチオは前日のお店に続く2番目に美味しい。
実はイタリアでは、パスタもピザもほとんど食べていない。街中では正直ちょっとおなかが減っていた。
ヨーロッパで一人でレストランに入るのには勇気が必要だったし、ピザは食べたかったけど、絶対一人では食べきれないと分かっているから。
だから、ジェラート屋さんでは一人でもすんなり食べきれる量を注文できるし、気軽に入りやすかったから続々食べてしまった。
でも結果とても美味しい食べ比べだった。
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