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離婚までの物語〜出会い、その後編〜

彼女と初めて出会ってから約1週間後だったと思います。

シフトが同じ日がやってきました。

私は前日からワクワクしていたのを今でも覚えています。
いや、初めて会った時からずっとこの日を待ちわびていました。

「おはようございます!」(夜だけど何故かおはようございますでした笑)

「おはようございます!」

彼女も笑顔で返してくれました。

「あの…○○さんて…」

バイトがはじまるまで少し時間があったので話しかけました。

「○○でいいよ!」(下の名前です。)

「○○さんて、おいくつなんですか??」

「18歳だよ!」

「え!?一緒です!もっと大人っぽく見えたので20歳ぐらいかと思いました!」

「えー??老けてるってこと??」

「いや、そうじゃなくて…。」

「大丈夫だよ笑 よく年齢より上に見られるから! それより年齢一緒なんだから敬語やめようよ笑 何て呼べばいい?? 下の名前何て言うの??」

「○○です。」

「○○!?珍しい名前だし、かっこいい名前だね!じゃあ○○くんて呼ぶね!
あ!!もう時間だ!行こう!!」

彼女は私の右手を握り、引っ張りました。
私はドキッとしました。

バイトの内容は基本的にはレジでしたが、時間が遅くなるにつれてお客さんの人数が減っていくので、それにあわせて徐々に開設しているレジをしめて、レジ台数を減らしていきます。

ですのでその後のバイトの内容は商品出しや整理、商品の見切り、翌日のチラシ商品の準備等をしていました。

毎日のシフトに自分がどのレジ番号に入るのかが明記されており1番から6番(うる覚えです。)のうちのどれかのレジに入ります。
番号が大きい方のレジから順番にしめていき、閉店間際には1台か2台しかレジは開いていません。

この日は私が6番レジで彼女が2番レジ。
これだとバイト中はなかなか話しすることができません。
私が6番レジで彼女が5番レジの日が来ないかなと思いました。

そうすればバイトがはじまってお互い早い時間でレジをしめることができるので、その後の商品出し等を一緒にできますし、たくさん話しをすることもできるからです。(仕事しろ!って感じですよね笑)

閉店をむかえ、いつものように全員が揃うまでバイト先の裏口でみんなを待ちます。

「おつかれさまでした!」

「おつかれさまでした!」

みんなに挨拶して帰ろとした、その時でした。

「ねえねえ、○○くんの携帯教えて!メルアドも!」(当時はLINEなんてなかったですからね…笑)

「え!?わかりまし… あ… わかったよ!!」

心の中で‘’やったー!!‘’と叫びながら携帯の番号とメルアドを交換しました。

「ありがとう!メールするね!!○○くんて彼女いたりする??」

「いや、いないよ!」

「そっか!いや、彼女いるとメールするのもどうかな?と思って!じゃあ気にせずメールできるね!」

可愛い。。。
そういう気づかいできる子なんだ。

「○○ちゃんは彼氏いないの??」

「うん!今はいない!3ヶ月前ぐらいに別れちゃった!だから○○くんも気にせずいつでもメールしてきて!」

3ヶ月か。。。
このとき10月だったので7月に別れたのか。
そんなことを思って考えていました。

「じゃあ帰るね!!寒くなってきたから風邪ひかないようにね!バイバイ!」

彼女はそう言って、颯爽と自転車で帰っていきました。

私は完全に彼女のことを好きになってしまっていました。

歩いて下宿先に帰りながらも彼女のことばかり考えていました。

下宿先に帰ってから暫くするとメールの着信音が。

「え!?まさか??」

早速彼女からのメールがきたのです。

※この内容は全てノンフィクションです。

つづく

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