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全ての大学生へ 大学で何を学ぶのか?

私が大学生として生活しておおよそ2年が経とうとしている。もちろんその中では色々な出来事があった。経済学部に所属しており、授業の一環で中国での経済学関連の研究発表会に参加したり、ニュージーランドやオーストラリアへ留学に行ったり、身近な点で言えばアルバイトやサークルも参加してきた。今回この2年間の経験をもとに私が思う大学で何をすべきなのか?大学の役割とはなんなのか?について考えてみたいと思う。

結論から言うと大学で専門科目を学ぶのはその分野の論文を読むためであると私は考えている。論文を読むためには様々な知識が背景にないと深く読み込むことができない。私を例に話すと経済学の論文を読む際、必要な知識は統計学、日本史、世界史、社会学の知識はもちろん数学や心理学、コンピューター、宇宙に関する知識などが必要になった。そのような知識があるとないとでは論文を読む際の理解度は大きく異なる。

では大学在学中にすべきことはなんなのか?バイトやサークルももちろん大事であるし、単位を取る事ももちろん必要である。しかしそれよりも必要なことは専門知識の取得と英語を読むことができる能力を身につけることだと思う。

専門分野での知識を獲得する事で、書物を読む際に自分の軸ができる。そしてその軸を基準に読み進める事で疑問点を発見しやすくなり、理解度を深めることができる。その上に一般教養(自分の専門科目以外の教養)があればより俯瞰的に読み進めることができるだろう。

次に英語である。高校まで英語をしてきてもういらないと思っている方もいるだろう。もしくはTOEIC900点あるから勉強しなくてもいいと思っている人がいるかもしれない。先に言うが英語は学び続けるべきである。現在の最新の情報は全て英語で書かれている。学問は常に変化の中にあり、絶えず姿を変えている。もしあなたが英語から日本語に翻訳された本を買って読もうとするならば、少なくとも英語で出版されてから1年間くらい待たなければならない。つまり1年というタイムラグが発生するのだ。1年を短いと見るのか、長いと見るのかは個人の自由であるが、学問の世界ではまちがいなく長い。忘れないでほしいが、英語は道具であって目的ではない。道具は道具として使わなければ効果を発揮しない。ぜひ皆さんには英語を道具として使ってほしい。(もちろん英語の関する資格の取得も重要であると思うが。。)

今後大学生になるもしくは現在大学生の方がこの記事を読み、大学で何を勉強するのかについて理解するために、少しでも助力になれば幸いである。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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