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かわいい商品③ お皿のベンチ

新連載《 🍫 かわいい商品 ♡ 企画部 》へようこそ!

《 🍫 こんなものあったら可愛いな〜 》という思いつきを、ゆめみたいな「かわいい商品」として企画してみる連載シリーズ。今回は『お皿のベンチ』に挑戦です!

お皿に盛りつけられてみたい

今回、なんとなく「お皿」を使ってみたいなぁとおもって。それで、いろいろ空想してみたんですね。チーズみたいにみょーんと伸びる(面積を広げられる)お皿とか、盛りつける料理に合わせて色や柄を自在に変えられるお皿があったら、魔法みたいでおもしろいな〜と。でも、考えるうちに、だんだん「お皿っていうのは、かたちが変わらないことに魅力があるんじゃないか」と思えてきました笑。割れてしまうことも、お皿の良さっていうか。その分、大切にしようと思えるわけですよね。そんなわけで方向転換。次に思いついたのが、巨大なお皿のベンチです。まずは、勢いまかせに描いたスケッチをご覧ください。

巨大なお皿のベンチ。🥕のクッションを置けば、食べ残し風に。

ツッコミどころはありますけど、なんか『不思議の国のアリス』みたいで、ゆめっぽい感じはしてきました。上から見ると、座ってるひとがお皿に盛りつけられてるように見えるんじゃないかっていう、期待してるのは、そこだけです笑。あ、先に言っておくとこの連載シリーズ、百発百中でかわいい商品が出てくるとは限りません笑。かわいい実験をしてるようなもので、仕上がりにはムラが出るはずです笑。けれど失敗から学べることも多いとおもうので、このまま続けてみることにしましょう。公園とかに置いてあったら、とりあえず座ってみたくなりませんか? 晴れた日には、ピクニック気分で仲間とベンチに座り、用意してきたごちそうを広げるのも楽しそうです。待てよ、ということはお皿みたいなレジャーシートをつくったほうがいいのかもですね。まぁ、どっちでも大丈夫です。けっきょく、お皿に盛りつけられてみたいだけなので笑。

置ける場所をさがす

そんなわけで一応、お皿のベンチをつくることが決定しました。とりあえず一回やってみようの精神です。ここで問題になるのが、やっぱりサイズなんですよね。おそらく、スケッチ通りにつくるとキングサイズのベッドよりも大きくなるだろうし笑。家では置き場に困りそうなので、置ける場所をさがすことになります。ここはひとつ、巨大な食器だらけの公園をつくるというのはどうでしょうか。いやいや、さらにでっかくするんかいって感じですけど笑、巨大なスプーンやフォークの遊具があったら楽しそうですよね。『借りぐらしのアリエッティ』みたいな世界観です。てことで、もう家庭向けの商品を考えるのではなく、市町村の役場へ出向いて、公園建設の話を持ちかけることにしましょう笑。

家庭用のミニサイズも

とまぁ、存分に空想を楽しんだところで、あまりにもスケールが大きくて手に負えなくなりました笑。そろそろ現実に戻ってこようということで、一気にスケールダウンさせてみると、途中で出てきた「レジャーシート」という案はアリだったとおもうんですね。広げるとまんまるの、お皿みたいなレジャーシートです。それだったら、ビニールとか布の生地一枚でつくれるし、ちょっとメルヘン気分でピクニックを楽しめますよね。直径二メートルくらいで、三〜五人くらい座れるといいかなぁ。三千円くらいで売ってたら、じぶんは買うとおもいます。お皿って、チェックだったり花柄だったり、いろんな柄があるじゃないですか。それも好みで選べるとうれしいですね。じゃあ五種類くらいのラインナップで。一種類あたり百枚つくるとして、五百枚限定のお皿風レジャーシート企画ができました。クラウドファンディングで提案してみたら、どれくらいの反応をもらえるんでしょう。日本のどこかの公園で、いつか巨大なお皿が並べられているところを想像しながら、今回は幕を下ろすことにします。




いやぁ、どこに着地するんだろうと書き進めながらハラハラしました笑。この連載は、考えを展開させていく過程もそのまま残るので、なんだか新鮮です。みなさん、かわいい商品の企画部員として、いっしょに考えてくれましたか?笑 ちょっとしたアイディアでも商品化への助けとなるので、ぜひ気軽にコメントしてくださーい。それではまた!

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