見出し画像

[妄想]無生物からのコミュニケーション

人間は主に音声言語を使用する。

一部の動物たちも音によるコミュニケーションをおそらく取っているだろう。

しかしたとえば人間であっても手話は当然音声言語ではないし、
手話を習得していない人間でも「さよなら」のときには手を振るなどの音声以外の言語らしきものをもっている。
動物もおそらくそうであろう。

少し飛躍するが、宇宙人がいたとしたら彼らが音声言語を主としているかどうかはわからないから、我々にとってあたりまえでもそうだと決めつけて考えないほうがよさそうだ。

映画「メッセンジャー」に登場した宇宙人は「円相」のような文字or言語をもっていた。
そんな例もある。

もし相手からコミュニケーションを取ってきたときに、反応できないなんてのはもったいない。

さて、ここでもう少し飛躍してみよう。

一般的には、コミュニケーションを取っているのは「生き物」であるという前提がある。

その前提を疑ってみようという飛躍だ。

先ほどから述べている通り、われわれは音声言語を主に扱うがためにそれ以外の言語(コミュニケーション)について意識が薄いかもしれないという仮説を立てて考えてみよう。

たとえば石。
石は言語をもたないだろうか。

われわれとはまったく異なる時間の感覚でゆっくり動いている可能性だってあるかもしれないと思うと、
熱によって割れたりするときの割れ方や、
転がったときの音の響き方は石同士のコミュニケーション言語だといえないだろうか。

同様の理由で水や土にだって言語がないとは言い切れない。

人間にとっては何も起こっていないように見えることが、
水や土や石の間では認識できるなんらかの形があったとするならば、
それは立派なコミュニケーションなんだと考えたら、
変な話、人間と石や、人間と水による会話なんてのが可能になるかもしれない。

第一声、彼らは何を言ってくるのだろうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?