CLAMP展（前期）　その①/国立新美術館

私の人生に大きな影響を与えた二大アニメは、セーラームーンとレイアースである。

　
当時小学生だった私は、女の子三人の個性がハッキリ描かれ、絵が美しいレイアースの虜で
毎週アニメを楽しみにしていたし、なかよしで原作も読んでいた。

女の子が巨大ロボットに乗るアニメは画期的であり、魔法と剣を使って戦うシーンもかっこよかった。
心の成長と共に衣装や剣が変わることや異世界ファンタジーの設定も見事で、オチの意外性や悲しさに大泣きしたのもレイアースだった。

一期セーラームーンの最後で仲間が次々に死んでいくシーンもトラウマものだが（まぁこちらは蘇りエンドだからまだよいのだが）
レイアースの終わり方も二期がなかったら救いようがないトラウマものだと個人的には思う。

　
人生で初めて行ったアニメイトでは、レイアースの下敷きや画鋲、カードを買い、愛用していた。
そのモコナの画鋲はいまだに持っている。
風ちゃんの魔法「緑の疾風」の響きに影響を受け、そのタイトルで作曲をしたりもした。

　
私はCLAMP先生の作品は、初めて読んだのが魔法騎士レイアースで
今でも持っているのが魔法騎士レイアース（無印、2）、CLOVER、CLAMP学園、「すき。だからすき」の四作品だ。

　
他に読んだことがあるのはX、不思議の国の美幸ちゃん、xxxHOLiC（戻、も読んだ）。

　
他はタイトルや軽い内容だけ知っていたり、タイトルや内容も把握していない作品もある。

　
　
CLAMP展を東京でやると知った数ヶ月前は、行くのを楽しみにしていたが
母親が入院となり、退院後は車椅子生活になることが確定し、私は悩んだ。

　
CLAMP先生の人気は凄まじく、初日は会場入りするまでに数時間かかり
また中に入ってから大体三時間くらい見終わるまで時間がかかるという。

本来ならば平日有給をとってじっくり見たいところだが
現在私は腰痛とバセドウ病で通院しており
更に母親の病院に毎月平日に関係者と面談もしており
有給は7月で使い切ってしまった。
9月に新たに有給は支給されるが、8月も母親の関係と自分の通院で有給をとる予定であり、私用で休みをとるのは気が引ける。

　
普段は祝日は出勤日だが、7月は上の計らいにより三連休となった。
私の職場で三連休はGW、お盆、お正月以外に基本的にはない。レア中のレアなのだ。

　
CLAMP展は始まったばかりだし、三連休初日だし、おそらくは混むが
三連休二日目三日目は雨予報だし、初日ならば最高気温30度で曇りだ。
待機列の場所はSNS情報だと蒸し暑いらしいが、まだマシな方だといえる。

皆さん、10時開場に合わせて早々と並んでいるらしいので、きっと12時くらいならば待機時間はそこまでではないだろう。
CLAMP展に連動し、コラボメニューを食べられるお店もあるからだ。

　
私は数日前から、9:30には国立新美術館に行こうと思っていたが（10:00開場）
作戦を変更し、12:00に行ける電車に乗ろうと思った。

　
ネット情報だと国立新美術館は乃木坂駅から行きやすいようだが、うちの最寄り駅からだと乃木坂駅は乗り換えが多くて面倒だったので、六本木駅経由で行くことにした。

　
　
ネット情報では、美術館待機列（1～2時間？）は蒸し暑く、展示エリア（平均3時間）は寒いらしいので、私はワンピースの下にレギンス着用。
手にはアームカバーをつけ、カーディガンも持参。

駅構内は暑いが、電車内はクーラーガンガンのため、レギンスとアームカバーとカーディガンがあって適温。

ちなみに7月13日（土）は最高気温30度。
曇りときどき晴れ。

　
　　
六本木駅に着き、トイレを済ませてから看板の→に従って国立新美術館を目指す。

なんかアートな石？が無印良品そばにあった。
これを通り過ぎ、更に直進。

地下道をひたすらに歩く。
ひんやり涼しく、人気はない。

CLAMP展ポスター発見。テンション上がる。

　
長い階段を上り、地上に出ると、国立新美術館の看板発見。

　
道中はこんなお楽しみも。
キャー！テンションますます上がる！

　
　
六本木駅改札から徒歩10～15分くらいだろうか。
無事到着。

国立新美術館、初めて来た。

思ったよりも人はいなかったので、待機列近くのお店でサンドイッチを食べ、水分をとり、パワーチャージ。
　
約1000円でXのコラボドリンク販売してた。
購入列はなく、座席も余裕あったが、これからトイレになかなか行けなくなるので泣く泣く諦めた。

　
朝一組はCLAMP展ショッパーバッグを持ちながら、コラボメニューを楽しんでいた。
羨ましい。

　
12:00待機列に並ぶ。
待ち時間は50分とお知らせあり。

うん、先週は2～3時間待ちだったらしいから、これくらいですむならありがたい。
実際後ろの方も「ディズニーよりマシだよね。」と聞こえた。
うん、夏場室内待機列でこれくらいならまだマシだ。

　
係の人に従い、横四列に並ぶ。
展示エリアは二階だが、一階から列ができており、SNS情報通り暑い。
だが、会場は涼しいはずなので、アームカバーはとったがレギンスは脱がずに頑張る。
周りはハンディタイプの扇風機やセンスを使っている人もいた。
　
場所によっては巨大扇風機から風がきた。
私は端列に並んでおり、風がきやすかった。ありがたい。

　
なお、トイレに行く場合は係の人に声をかけ、この紙をもらって離脱も可能。
この紙は返却義務あり。

　
一階待機列は進みが悪かったが、エスカレーターで二階に上がってからは列の進みは早かった。
なお、二階もむし暑い。

一階はこの紙を渡すスタッフさんがうろうろしていたのでありがたいが、二階はたまにしか通らないため、もらいにくく、返しにくかった。
（トイレは一階にも二階にもあるし、ロッカーも一階にも二階にもある。荷物がたくさんある場合は預けた方が体が楽。）

　
私はぼっち参戦だったので、トイレに行く前に後列の女性に声をかけておき、戻る時に証人になってもらった。
目立つ青いスカートにしていたのもよかった。

　
なお、今日のコーデはレイアースの龍咲海ちゃんをイメージした。

　
案内時は50分待ちだったが、結局入り口までは40分しかかからず、12:40に私はチケットを渡し、中に入ることができた。

一時間以上待つことを覚悟していたので、とても嬉しかった。