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入院31日目:あれから一ヵ月

昨日差し入れをしたものについて。


ネットで入院用でオススメと書かれていたハンガー等はお母さんは使わないようだ。病院に乾燥機があるらしい。

ベッド柵に取り付ける小物入れは早速使っているらしい。
それならよかった。

 
 
昨日、お父さんからお母さんが杖歩行は難しいようだと聞き、夜な夜な調べた。
我が家は既に手すりやスロープはついているが、敷地内は砂利だし(コンクリートにする予定)、玄関の段差が気になる。

 
 
私はお母さんは杖歩行ができると思っていたため
手すりをつければ大丈夫だと思っていた。

こんな感じの↓

だけど、杖歩行が厳しいとなると、玄関扉外に出るために簡易スロープ(取り付け式)が必要かもしれない。

 
利用者で何人か、自宅にこういったリフトを取り付けている方がいた。
杖歩行が困難なら、リフトをつけた方がいい気もする。

ただ、庭にスペースはあるが、サンルーフやスロープ等の配置の関係で設置は難しいように思う。
プロに聞いたらまた違うだろうか。

リハビリ後の最終段階には来ていないので、あーだこーだ考えてもまだ分からない。
それでも色々考えてしまう。

 
 
今日、職場の看護師さんに母が脊髄梗塞になった話をした。
やはり看護師さんから見ても右足のみしか麻痺にならなかったことは軽傷だし、トイレに行けるのは強みのようだ。
悲観的になることはない。

一人でご飯が食べられ、一人でトイレに行けるのだから。

望みすぎてはいけない。

 
だけど、3月にお母さんと撮った写真を見ると涙が止まらない。
私も、お父さんも、多分お母さんも。

 
 
入院から一週間後、お母さんは「あれから一週間だね。」とLINEしてきたけど
一ヵ月経った今日、お母さんからその話題はなかった。

ただお父さんと二人で、「…一ヵ月、長かったね。」と言い合った。

 
お母さんには別件でLINEし、その後に「あれから一ヵ月だね。」と送ったけど未読だった。
リハビリがハードで疲れているのかもしれない。

 
 
その後、姉から電話が来た。

今度の土曜日に姉と旦那さんでお見舞いに行きたいから、子どもを私か父に預かってほしいとのことだった(小学生は見舞いに来てはいけない)。

 
私は苛立った。

小学校高学年で数時間くらいなら自宅に留守番できるのではないか。
なんで我が家をいちいち経由するのか。また長居する気か。GWも来ると言ってるのにまた預ける気か。
私は日曜日仕事なのに。

姉の旦那が一人でお見舞いに行けないと言っているらしいが
それならば義理で見舞いに来なければいい。
甥っ子を置いてお見舞いに行けないならば、行かなければいい。

 
私は言った。

お母さんのリハビリを見てお父さんはショックを受けている。
お母さんはあまりよくない状態。
土曜日は私とお父さんでリハビリを見に来るよう言われているが、その時間は金曜日に決まるからまだ分からない。

 
すると姉は翌週に行こうかなと言うので、私はその日仕事だと釘を刺した。
見舞いに行くのは勝手だが、うちに子どもを預けたり、長居したり、夕飯代を出してもらうのを当たり前のようにはしないでほしい。

もうお母さんが入院して状況は変わったのだから。

 
お母さんの入院前の生活には戻れない。
もう二度と。


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