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アイドルとヲタク大研究読本/ぺろりん先生(鹿目凜)

アイドル「ベースボールガールズ」のメンバーである、ぺろりん先生による“オタクとアイドルの距離”を主にまとめた本。

 
色んなアイドルさんのインタビュー、対談、でんぱ組.incのみりんちゃんの一日密着取材から、ヲタクあるあるを漫画やイラストで紹介したり、ヲタク専門用語が分かりやすく解説されていて勉強になる。

 
姫野たまの「潜行」で手嶋由芙さんとの対談があったが
こちらでも手嶋さんがインタビュー相手として登場。

手嶋さん、引っ張りだこだ。

 
「潜行」では知らないアイドルさんも多かったが
こちらの本では偶想Dropや仮面女子など聞いたことのあるアイドルや
行ったことのある(知っている)ライブハウスも取り上げられていて
より身近に感じた。
 
 
個人的にヲタク属性図鑑やぺろりん先生の漫画やイラストがツボで面白かったし
ヲタク同士の対談もよかった。
自分が何属性か考えたり
ヲタクあるあるに共感した。
女ヲタヲタに対する、女ヲタの反応がリアル。
4コマ「学校で」に、ジーンと来たな。

 
対談やインタビューで文章多めだけど
イラストや写真もたくさんあるし、おすすめアイドルも載っていたりするので(ただし、やや昔だが…)
アイドルやヲタク入門書としていい。

 
私はこれを読むまで知らなかったが
「でんぱ組.inc」に、のちに加入したのがぺろりん先生なのか。
本書に「いつか同じステージに立ちたい!」とは書いてあったが
まさかのメンバーとは。

そして、もがちゃん……
「でんぱ組.inc」はなかなかコンセプトが面白かっただけに
もがちゃんがあんな風に脱退になって残念だった。

 
ぺろりん先生のベースボールガールズ対談にもあらわれているけど…
やはりメンバー一人が売れすぎるとグループはダメになる。人間関係揉める。

橋本環奈ちゃんのグループも、結局解散したし
9nineも海荷ちゃん辞めたら雰囲気が変わった。

たかが一人。されど、一人。

アイドルグループは難しい。

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