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あなたは何のために書いているのか?


文章で人を幸せにするために書いている

・書くということ

私は初めての書籍『プロの代筆屋による心を動かす魔法の文章術』の中で、

「書くとは、自分のために「書く行為」ではなく、
相手へ向けて「書く好意」

だと書きました。

迷いそうになった時や、何かが上手くいかない時は、
自分の書いたこの言葉に癒され諭されることがあります。

自分はいったい誰の為に書いていたのか、
それは、誰かを喜ばせたいから、
読む人の為に書いていたんだという
当たり前のことに気づかされます。

書くことはゴールの無いマラソンを走るようなもので、
決して簡単でも楽でもありません。

趣味で書くならまだしも、
プロとして書き続けるとなると、
地獄のような日々を味わうことも一度や二度ではないでしょう。

私もときどき、なんでこんな苦しい仕事をしてるんだろうと、
洗面所の鏡を眺めながら、苦笑することがあります。

笑ったあと少しして、
そうだ、書くのが好きだったんだ。
と我に返ります。

書くのが好きだから書いていて、
私の書いた文章を読んでくれた人が
喜んでくれたから書き続けているんだと。

・心を動かすということ

先ほど紹介した『プロの代筆屋による心を動かす魔法の文章術』
という本が出来上がったときに、
ああ、ここからが始まりだよなぁと思いました。

だって、この本によって私は、
心を動かす魔法の文章を書ける専門家
だと認識されるわけです。

「心を動かす魔法の文章ってどうやって書くんですか?」
こうした質問に晒されることは目に見えていました。

実際にこの本を出版してから、
同じような質問は数えきれないほど受けました。

私は堪えの無い質問に対して、
そのたびに文章と向き合わされました。

人の心を動かすっていったいどういうことだろう?

そんな時、またこの本が私を救ってくれます。

誰のために書くのか?

書き始めたのは好きで、自分の為に書き始めたんだけれど、

書き続けているのは、
やはり書き手の自分ではなく読む人のために。

そうして、誰かの為に文章を書き続けていると、

読む人が心を動かされる瞬間とは何か?」

を知りたくなっていきます。

人が心を動かされるのは、
書き手の想いに共感したときです。

共感というのは記憶です。
同じような記憶が呼び起こされて、
思わず書き手に感情移入してしまう。

これが、心が動く瞬間です。
逆に言えば、記憶の無い者の心を文章で動かすことは不可能です。

上手いとは言えない粗削りな、
言ってしまえば稚拙な下手くそな文章なのに、
なぜか読むと引き込まれ、心を鷲掴みにされ、
物語の世界に没頭し、知らぬ間に涙が出ていた。
という経験が少なからずあります。

たとえば人々の心をつかむような人気の小説は
小説技法が上手いというより、
心が動かされる文章を脳内に注ぎ込まれるという感覚です。

説明がとても難しいのですが、
生々しく、人間臭い、
登場人物の、汗が、体温が、吐息が、
ページを捲る指先を通して
伝わってくる奇妙な感覚を味わったことがありますか。

・文章で人を幸せにしたい

つい先日、ある女性からメールを頂きました。
「文章で人を幸せにしたい」
そうした想いを私にぶつけてきてくれました。

代筆屋を始めた当初の事を思い出したんです。

どうしようもない30手前の私でしたが、
小説『代筆屋』に出会い、
心を揺さぶられ、
他人の人生を代筆する代筆屋という職業に衝撃を受け、
代筆屋になる事を決意しました。

「自分の書く文章で人の心を動かせたら」
「その人の人生を変えるきっかけになるような文章が書けたら」

その想いでやってきたことを、ときどき忘れそうになります。
経営者としての顔が、
当初の想いを消し去ろうとするときがあります。

続けるという意味では、もちろん経営を無視するわけにもいきませんが、
もっと大切なことは、
なぜこの仕事を始めたのか、
代筆屋という人生を生きる物語を考えるきっかけがあったから、
物書きとしての今があるわけです。

私が小説『代筆屋』に人生を変えるきっかけをもらったように、
私の書く文章で人の心を動かし、
人生を変えるきっかけになってもらえれば、
文章を書くことで人を幸せにすることができたら、

物書きとしてこれ以上の喜びはないでしょうね。

代筆屋ナカジ

追伸 素敵なページがチャットGPTとキャンバとロリポップでできました。
適切な質問さえできれば、チャットGPTは即座に的確な答えをくれます。
下記ページのコードの一部はチャットGPTが書いてくれました。
チャットGPTは間違いなく世界を変える神的存在になります。
触らぬ神に祟りあり、なるべく早めに慣れておくことをお勧めします。


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やっぱり、私は誰かの人生を変える瞬間に立ち会いたいです。
何かが上手くいかないとか、
本気で人生を変えたい
自分の理想の人生を叶えたい、
人生とは一度きりの限られた時間だと気づいた方、
でもどうしていいのかわからない、
そういう人の力になりたいです。

あの時の私に言いたいことが一つだけ。
「素直に苦しいって、助けてって、誰かに言ってええねんで」
桜咲くのも桜散らすのも自分次第。

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■執筆者ナカジのプロフィール

中島泰成
 1980年生まれ、京都府出身。2児の父。仕事もお金もなく、数千円しかないどん底の30手前の頃、地元の本屋で辻仁成氏の小説『代筆屋』に心を動かされ人生が変わり出す。当時のほぼ全財産をはたいて1300円の小説を買い代筆屋を始める。半年後に初めての依頼が入り代筆屋として書き続ける決意をした。心を動かす文章とは何かを追い求め10年以上書き続けた結果、テレビ、新聞、雑誌でプロの代筆屋として紹介され文章術の本を出版し心を動かす代筆屋作家となった。 
 「復縁」「謝罪」「お礼」「遺言書」「キャッチコピー」「セールスレター」「プロフィール」「WEBコピー」など、心を動かす魔法の文章を求める依頼者からあらゆる依頼が殺到している。また心を動かす文章術と人生を変えるコーチングを融合させた日本で唯一の文章コーチングを提供するコーチ、プロの代筆屋を養成する心を動かす代筆屋養成講座の講師としても老若男女問わず人気を集めている。
 著書に『プロの代筆屋による心を動かす魔法の文章術』

『代筆屋の手紙ー実際の案件を元にした代筆屋の小説ー』『プロの代筆屋が暴露する心を動かす手紙やメールの書き方』『「別れてほしい」と言われたら・・・。』累計出版数100冊超。
 
■マスコミ掲載出演実績>
2012年 京都新聞掲載、関西ビジネスサテライト掲載 
2013年 関西テレビ「よ~いドン!人間国宝さん」出演、朝日新聞掲載
2014年 読売テレビ「心ゆさぶれ!先輩ROCK YOU」出演
2014年 代筆屋映画「her」タイアップによる産経ニュースwest、毎日新聞掲載
2015年 kindleベストセラー!『プロの代筆屋による心を動かす魔法の文章術』マイナビウーマン連載開始『恋を叶えるLINE&メール術』
2016年 AERA「伝える達人たちの書く技術」
東洋経済オンライン ベストセラー生む名文家たちの「書く技術」
日経ビジネスアソシエ “無難な文章” から卒業!「心を動かす文章」テクニック
プレジデントウーマン 手紙&メール「一目置かれる」文章の書き方
LEE 入門グッとくる「年賀状のひと言」塾
2017年 代筆屋の手紙 プロの代筆屋による完全書下ろし小説出版
2022年 NHKニュースほっと関西出演 愛妻の日に感謝の手紙をプロの代筆屋が校正


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