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【こんな時だからこそ夢を語ろう!】MANUALgraph P.A.R.Kを創りたい!

皆さんこんにちは。
静岡県裾野市で小さな家具工場の三代目として働いている鈴木大悟です。

自社ソファ専門ブランドMANUALgraphを運営しながら、まちづくり団体 【一般社団法人南富士山シティ】の代表理事を勤めています。

この2020年は僕にとっても会社にとっても忘れられない怒涛の1年になりました。
皆さんにとっても恐らくそうであろうと思います。

全世界的に経済が縮小し、明るい話題も少なく2021年はどんな年になるのか、僕にもさっぱりわかりません。

そんな中、会社の事業計画であったりビジョンを見直すタイミングともなり、改めて会社や自分の目指したいことを再確認し、リスケは必要かもしれませんが、改めてこんな時代になってしまったとしても、前も向いて夢を叶えたい!と強く思いました。

せっかくnoteも始めた事だし、この場で僕の夢を思いっきり語りたいと思い、今回の記事を書きました。

これまで身近な人や社員には語ってきましたが、SNSなんかでは恥ずかしくて投稿などできませんでした。
でもこの機会に、こんな時代だからこそ、思いっきり僕の夢を書き殴りたいと思います。

皆さんも、もう一度自分の夢を思い返してみませんか?

僕の夢。MANUALgraph P.A.R.K を創りたい!

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自社ブランドMANUALgraphは、2013年に工場直販のソファ専門ブランドとして立ち上げ今年で7年目を迎えます。

なぜブランドを始めたか、実際どうなのかはこちらの記事にまとめてありますので、是非お読みください。

この記事にも書いた様に、MANUALgraphは

・使い手とつくり手双方が幸せになれるものづくりを実現したい。

・地域に人々を呼び込む、地域のコンテンツとしてのブランドになりたい。

・【FUN LIFE,FUN SOFA】がモットー。ソファやインテリア、ものづくりを通じてお客様や地域の方々に「暮らしのFUN」をお届けしたい。

と言う想いで運営をしています。

このブランドとして掲げたミッションを、さらに実現させる為に創りたいのが、MANUALgraph P.A.R.Kです。

弊社は僕の祖父が56年前に創業して以来、ここ静岡県裾野市にある小さな工場でソファを中心に家具を創り続けてきました。

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築30年以上経った静岡県裾野市にある本社工場。

現在の工場は先代の父の時代に建て替えましたが、すでに築30年近く経っています。

7年前、MANUALgraphを立ち上げた際に工場の一部を改装してお店にしました。

お陰様でここ数年、従業員数も増え工場もかなり手狭になってきました。
工場の移転・建て替えは近い将来必須になってきます。

そんな中で、ただ新工場を建設するのではなく、せっかくブランドを立ち上げミッションがあるのであれば、それを実現する為の、ただの工場ではなくMANUALgraphの世界観や想いを、訪れるお客さまに思う存分に体験していただける、そんなテーマパークみたいな工場を創りたい!と思ったのが最初のきっかけです。

そうです、まるでチャーリーのチョコレート工場のような...。

初公開!MANUALgraph P.A.R.Kの全容。

では、ここからMANUALgraph P.A.R.Kとはどんな場所か、僕の頭の中では完璧に完成しているので、その全容を書き上げたいと思います。

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夢や目標は実際に絵にするといい、と人に言われ、思い付いた4年前にデザイナーさんにお願いして描いてもらったパースを交えながらその全容をご紹介したいと思います。

1、FUNなソファ工場(FACTORY)。

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当然弊社は家具工場なので、MANUALgraph P.A.R.Kはソファを生産する工場(FACTORY)が機能の中心です。
でもただの工場ではありません。
MANUALgraphの掲げるブランドモットー「FUN LIFE,FUN SOFA」を実現すべく、職人や社員、そして訪れるお客様にとってもFUN(わくわくする)工場になります。

今でもそうですが、MANUALgraphはFACTORYとSTOREから成り立っており、STOREにお越しいただいたお客様は、工場休業日以外はいつでも工場見学が可能です。
MANUALgraph P.A.R.Kの新FACTORYでは、お客様にもっとものづくりを体験していただける様なコンテンツを沢山ご用意します。

2、FUN LIFE,FUN SOFAを存分にお届けするお店(STORE)。

MANUALgraphのSTOREは現在、ここ裾野市の本社工場に併設された本店と昨年オープンしたららぽーと沼津店の2店舗があります。
MANUALgraphのソファは、卸をせず自社の店舗とオンラインストアでしか買えないため、遠方からわざわざソファを買いにお越しいただくお客様も多くいらっしゃいます。

また昨年ららぽーと沼津店を出店した際に裏テーマとして「地域のインテリア難民を救う」と言う勝手なミッションをスタッフと掲げました。

残念ながらこの地域には、ステキな家具やインテリアを買うことができるお店はまだまだ少なく、地域の方は家具を買いに都内まで買い出しに行くと言う方も多いのが現状でした。

今はECで色々買えるとは思いますが、ソファはやっぱり実物を試してから買っていただきたい。

そんな地域のインテリアに困ってるお客様に、「MANUALgraphに行ったら理想の空間を創る事が出来た!」と言っていただける様なお店作りを目指し運営しています。

MANUALgraph P.A.R.Kの新STOREは、オリジナルソファ以外にも様々なワクワクするインテリアアイテムを取り揃えて、地域のお客様にも県外から来て下さるお客様にも、様々な暮らしのFUNをお届けできるなるべく広いお店になります。

3.BOOK CAFEを併設

ここ裾野市には実は本屋さんが一件しかありません。
僕が子供の頃通った近所の本屋さんももうなくなってしまい、先日市内で一番大きな本屋さんも閉店してしまいました。

僕の人生においても、本との出会いが大きな影響を与えてくれました。
Amazonで本を買うのもひとつですが、やはり本屋さんで偶然の本との出会いはとても貴重でした。

MANUALgraph P.A.R.KにはBOOK CAFEが併設され、本も販売する予定です。

MANUALgraphのソファに座って、コーヒーを飲みながらここで偶然出会った本を読んだり、富士山を眺めてゆったり過ごせる。そんな地域の人の憩いと様々なカルチャーとの出会いの場になる様なカフェを併設します。

4.泊まれるショールーム HOTEL MANUALgraph。

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MANUALgraph P.A.R.Kの目玉。コンテナで作った泊まれるショールームHOTEL MANUALgraphが新地内にドーンと10棟(くらい)建っています。

ソファの購入を検討していただいているお客様が、そのソファの座り心地、もし自宅に届いたらどんな暮らしになるか、を実際に泊まって体験できるのがHOTEL MANUALgraphです。

実際に泊まって体験していただき、ソファの購入を決めていただいたお客様は宿泊費はタダ!(かどうかはちょっとまだ検討中...。)

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ここ静岡県裾野市は富士山が最高に綺麗なまちです。

この素晴らしい富士山を独り占めしたいところですが、やっぱり全国の沢山の方々に知ってもらいたい。
MANUALgraphのソファをきっかけにこの地域を訪れる、またはその逆で富士山を観に来るついでにMANUALgraph P.A.R.Kに訪れる。
そんな地域と共存する、地域を訪れるきっかけとなるブランドを目指すMANUALgraphは地域の魅力を最大限に体験できる宿泊施設をご提供します。

夢の実現に向けできている事、できていない事。

1、資金調達
この夢を実現させせるために必要な資金はざっと5億円から10億円。
土地を賃貸にすれば最低限で実現させられるとしても、こんな小さな会社にそんな内部留保は全くありません。
できてる事として、事業計画を作成し取引銀行数社に提出し融資のお願いをしてみました。
支店長さんは、話半分で「できたら面白いね〜」という感じ。
うん、なんとかなりそう(笑)。

2、土地の取得
土地は決めました。富士山が一望できる理想の場所があります。
google map上に配置図を勝手に落とし込み、プランはバッチリ。
登記を取って地主さんに直接交渉済。
地主さんは「できたら面白いね〜」という反応。
うん、なんとかなりそう(笑)。

3、あとはやるか、やらないか。
今年もしコロナウィルスが流行していなかったら、もしかしたら実行していたかもしれません。
でも現時点で銀行さんの融資も決まっていないし、土地も契約できていません。
正直、今の状況で「やっちゃえ、MANUALgraph!」とはなっていません。

僕の妄想、会社の夢。
本当は着工してオープンの目処が立ったらど〜んと発表したかった事ですが、言うだけはタダ。こんな時だからこそ、思い切って記事にしてみました。
「絵に描いた餅」を今の時代はSNSを通じて世の中に発信することができます。

記事にしたことで一歩でも夢に繋がるのであれば嬉しいことですが、
「三代目の馬鹿がアホこと言ってるな〜(笑)」と、誰かがニヤッとして、そして誰かの夢の実現や勇気に繋がったら嬉しいです。

最後にこちらを。

なかなか前が見えない、苦しい状況だからこそ、今こそ自分の夢を思い返してみて妄想しませんか?

まだまだ「未来はボクらの手の中」にあります!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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