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9、10月に合格した資格試験


はじめに

来年から社会人としての生活が始まる中、仕事に役立つ資格をどんどん取得しようと考え、研究と並行して資格の勉強に励んでいます。この記事では、9月に受験した試験とその合格のポイントについてまとめています。

試験一覧

  • AWS Certified Cloud Practioner

  • 株式会社ゆめみ 社内資格 iOS UI/UX試験


AWS Certified Cloud Practioner

AWS Certified Cloud Practitionerは、Amazon Web Services(AWS)の基本となる認定資格です。この資格を取得することで、AWSの基本的な概念、サービス、セキュリティ、アーキテクチャ、料金構造に関する基礎的な知識を持っていることが証明されます。

資格取得の動機

来年度に株式会社ゆめみへデータスペシャリストとして入社を控えています。ゆめみの仕事内容は以下です。

インターネットを主とした開発・制作・コンサルティングの内製化支援

オムニチャネルを中心としたデジタルマーケティング支援、スマホアプリ開発(iOS,Android)

デジタルメディアコンテンツ運用/自社サービス運営

https://www.yumemi.co.jp/company_information

内製化支援とともにウェブアプリやスマホアプリの開発も多く、クラウドでの開発がメインなため、AWSやGCPといったパブリッククラウドの知識が仕事として必要になってきます。
特に、AIモデルやデータ基盤をパブリッククラウドで構築するための知識が必要になってきます。
そんな中で、パブリッククラウドでの開発経験がほぼなく、AWSについても知らないことだらけでした。
これはまずいということで、最低限基礎知識をつけようと本資格を受けるに至りました。

試験の内容

AWS Certified Cloud Practitionerの試験は以下の4つのドメインに焦点を当てています。

  1. クラウドの概念 :クラウドの基本的な原則や利点を理解する。

  2. セキュリティとコンプライアンス:AWSのセキュリティモデルや共有責任モデルを把握する。

  3. 技術的な基礎知識:AWSの主要なサービスや基本的なアーキテクチャを理解する。

  4. 請求、コスト管理、価格モデル:AWSの価格構造やアカウント管理を把握する。

応用的な内容は少なく、知識を問う問題が多いため理解というよりは暗記が重要な試験でした。

勉強方法や試験対策

私は覚えることが苦手です。理解や応用は得意なのですが単純に覚えることが苦手なため、今回の試験のような知識量を問うような試験はどちらかといえば苦手な分類でした。そのため実践形式で反復して記憶するのが一番公立的な方法です。AWSでは公式の模擬試験もあるのですが、量が圧倒的に少ないです。自分の現状の合格可能性を測るのには有効ですが、勉強としては心許ないです。そのため、大量の問題が用意されているテキストがベストでした。今回使用したのでUdemyの問題集です。約400問が掲載されており、詳細な解説もあるため、AWSの理解を深めながらテスト対策にもなり良かったです。問題集を2周程度することでAWSの大体の機能について基礎的な知識を学ぶことができると思います。


社内資格 iOS UI/UX試験

ゆめみの社内資格の1つであるiOS UI/UX試験はApple Human Interface Guidelines や iOS特有の構造や縛りを理解せずに仕様を策定することによる弊害を低減するために必要な知識を得るための試験です。

資格取得の動機

モバイルアプリの開発経験としてAndroidとFlutterの経験があり、Android向けのUI/UXガイドラインについては読んだことがあり、実装も行いました。しかしながら、iOSについては触れたことがなく、Appleの定義するUI/UXガイドラインとAndroidの違いを学ぶことで今後のアプリ開発にも活かせると思い試験を受けました。

試験の内容

パーツや機能毎に分割された教材(スライド)が14つ用意されており、それらを学び、最終試験に合格することで資格を得ることができます。各教材には小テストが設けられており、教材を正しく理解することができたかを確認しながら進めることができました。

感想

試験はiOSの初学者向けで、エンジニアと仕事をする際に注意すべき点が重点的にまとめられており、今後意識的にデザインを見ることができるようになる気がします。特に面白いなと思ったのは、AndroidとiOSではデザインが異なる箇所も多く、個人的にはTabBarsは下にあった方が好みです笑。自分の好きなデザインだけでアプリを構成したいと思いながらも、ユーザがアプリに関わらず所定の動作で同じことができるようにするには、ガイドラインがとても重要だということを改めて認識しました。


まとめ

試験を受けるたびに感じていますが、試験は網羅的に学ぶにはとても優秀な教材だと改めて感じました。今までは実践で学んで使えればそれで良いだろうと思っていたのですが、新しい分野に対しては最初に試験を通して全体像を把握してから実践に移ることで、無駄な躓きが減り効率の良い学習ができるようになった気がします。


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