日本酒イベントレポート:日本酒ひやおろしピクニック
企画・運営に協力したひやおろしピクニックに参加してきました。
今回はその様子をレポートします。
■イベント概要
まぁ、仰々しく書いていますが、つまるところ、公園での日本酒の持ち寄り会です。
初めて実施したのは2020年だったかと思います。今年で3回目。
なかなか面白い企画でして、この時期の恒例にしたいところ。
持ち寄り会って、参加者が持ちよるお酒を
・事前に公表するタイプ
・あえて公表せず、当日ぶっつけ本番で照らし合わせるタイプ
と、どちらかに分かれますね。
どちらも違うタイプのワクワクがあっていいですよね。
今回は前者でした。
「銘柄を知っている人にとっては期待が膨らみ、知らない人にとっては未知の楽しさが待っている」という、どちらにとっても面白いシチュエーションといえます。
■現地の様子、雰囲気
当日はジャズフェスが開催されていて、遠目に音楽が聴こえる状況。
なかなかにぎやかなところに、がっつり日本酒を持ち込む光景はなかなかシュールです。
ただ、当日現地に着いて、ハッと気づく。
持ち寄るお酒を忘れた!!!
・・・なんとまぁ、過去にない失態を犯しました。
お酒の持ち寄り会で、お酒を忘れるとは。なんたるギルティ。
それ以外の運営に必要な備品に気を取られて、肝心のブツがないとは。
と、いうわけで、急遽近くの酒屋さんで調達。
自分でリカバリーできる環境を情報提供しておいて、結局使ったのは自分という。
本当に助かった。さすが自分。
・・・まぁこれはこれで、普段飲めないものを飲む機会になったからよいですね。
ぽじてぃぶしんきんぐ!!
参加しているメンバーはお酒関係の同人誌を作成している方々も多く、サークルが複数集まったので、今回の企画もネタとして使えるように、写真撮影などなどを盛り込みながら実施。
このような持ち寄りイベントへの理解が深くて素晴らしいですね。
その一環として、今回は人気投票の企画を行ったため、いろいろ飲み比べては、ああ言えばこう言う、ような状況でした。
これだけ個人企画でひやおろしを集めて飲む会はなかなかないので、それが楽しいんですけどね。
つまむ食べ物も、各々の持ち寄りです。
乾き物から、がっつりと仕込んでからのお手製つまみ、さまざまではありますが、これがまあどれもおいしい。
さすが、酒飲みの集まり。
酒飲みが好きなツボをおさえたチョイスです。
■飲んだお酒リスト
全体を飲んで、人気投票で同率1位になったのはこの3つ。
・佐賀県 鍋島 harvest moon 特別純米 ひやおろし
・長野県 舞姫 翠露 純米大吟醸 ひやおろし 山田錦磨き39%
・山形県 惣邑 純米 ひやおろし
そのため、決選投票を行い、堂々のトップになったのは、舞姫でした。
これは私も一票入れていたものでした。
飲んだ時の上品な和三盆のような甘み、これは他には変えられない味わいでした。
■終わりに
ひやおろし、をテーマに同時に飲むと、いろいろと見えてきますね。
ひやおろしらしく、味がのっているものがある一方、ひやおろし「らしくない」軽いテイスト、も高評価になるのだな、という発見もありました。
どちらがいいか悪いか、ではなく、好みの問題ではあると思いますが。
ではでは。
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