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大学に勤める上で知っておいてほしい事

ここでは、大学経営や大学を見る場合には、ここ見た方がいいですよといった情報を発信していこうかなと思ってます。

私は大学・専門職大学・専門学校に勤め、大学院でリカレント教育を終えました。高等教育リサーチャーをしております。
お手数ですが、詳細なプロフィールは以下の記事をご覧ください。

■知っておいてほしいこと


2020年6月3日現在、noteをみたら意外に大学職員に関する転職情報だったり、面接対策とか、仕事の内容があって参考になりましたし、ビックリしました😲私も転職組だっただけに、昔だったら絶対見てたなぁ~。

最近だったら、国立大学でも『独自採用試験』を実施したりして、門戸は広がってる印象は受けますけど、4年大卒以上をマストに英語能力だったり、教養試験等々、ハードルは一定数高い傾向にある気がします。

一方で、地方の私立大学なんかを見ると、面接だけだったりして、ひとえに大学といっても『どこを選ぶか』は企業と同じです。

しかも、高等教育機関は大学だけでなく短期大学や専門学校、最近でいえば専門職大学と様々ありますので、まずはご自身の地元の高等教育機関を調べてみるのもアリだと思います。

これは、あくまで個人的な見解ですが、

大学職員を目指す上で、知っておいてほしいのは、約1/4の学校法人が赤字状態であり、『やや尻つぼみの業界』であるということです。言わずもがなの18歳人口の減少、にもかかわらず増え続ける大学や学部の定員数、そして受験生の奪い合い、結果として定員未充足からの厳しい補助金配当…etc。

といったように定員未充足の大学の例を挙げてしまいましたが…要はその上でどうせ入るなら、ある程度「経営も安定してるところがいい」と思いますよね。


■財務分析がおすすめ


なら『財務分析』をおすすめします。

例えば『前受金保有率』を見れば、その大学の運営が自転車操業かどうかが分かります。

 前受金保有率とは、当該年度に収受している翌年度分の授業料や入学金等が、翌年度繰越支払資金である現金預金の形で当該年度末に適切に保有されているかを測る比率。100%を超えることが一般的。
【100%を下回る要因は2つ】
①前受金として収受した資金を現金預金以外の形で保有し、短期的な運用を行っている場合。
②翌年度分の納付金として収受した前受金のうちから手をつけている場合で、この状況は資金繰りに苦慮している状態を端的に表す。
(出典)日本私立学校振興・共済事業団,『今日の私学財政』より

少しお高いですが分析の際はこちらの書籍を使っています。分野別の平均が記載されているので対象大学との比較もできます。

とはいっても、大抵の大学は定員割れをしているにも関わらず、潰れる気配は早々にないです。その理由の一つに、学校法人のグループ化が挙げられます。大学は法人の中の1つとして経営されていることが多いことから、意外に体力あるんですよ。

また、大学でも、情報公開の義務化から決算書類等が公開されていますし、私学法の改正によって私学も国立大学と同様に『中長期計画』が義務づけられたので、

受けようと思う前に「ここはどんなことに力を入れてるのかな」「今後はどんな取り組みをするのかな」と確認してみるのもいいと思います。

別の企画ですが、実際に大学をレポートした記事を掲載しております。

それと『学校会計』は一般企業会計とは異なるので、興味のある方はこちらの書籍も参考にされてみてはいかがでしょうか。

■大学関係者が語る内容の注意点


以上、大学について語ってきましたが

一方で、大学関係者が大学を語っている内容を読む注意点として

「その人の属性やパーソナリティよって語ることが異なる」ことがあげられます。例えば、地方や都市の大学に所属していればもちろん価値観やスタイルも異なります。

その場合に語る内容によっては若干の偏りが出る可能性もあります。

その内容について、分かりやすくまとめられている記事を貼り付けます。あわせてお読みください。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
Twitterもやっています。@tsubuman8

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