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私の短歌(ときどき俳句)

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2021年から短歌を詠み始めました。自作の短歌のアーカイブと、ネット句会(こっちは俳句です)の告知などを掲載していきます。
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#文芸選評

ボツ短歌を供養しましょう!2023年春のオンライン歌会をやります。

ゲスト参加者、大歓迎です!昨年から夏と冬に開催している「読書メーター歌会」ですが、今年は…

だいだい
1年前
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「死語」を詠んでみた。

NHKラジオ文芸選評、2022年7月16日のテーマは「死語」でした。私の投稿歌を紹介します。 気…

だいだい
1年前
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「会う」ということ。

「会ってみて」と友に言われたひとだからこれが私の価値なのだろう 1月最初の文芸選評、短歌…

だいだい
2年前
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私の短歌:「漫画」を詠んでみた

これ買ってフィギュアが付いてきたんだ、と隠れ蓑にもなりし漫画は 2021年12月4日、NHKラジ…

だいだい
2年前
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私の短歌:「ホラー」を詠んでみた

薄闇に肉の塊吊るされて昨日は息をしていた何か 私は「ホラー」が苦手です。「スリラー」なら…

だいだい
2年前
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私の短歌「またぐ」を詠んでみた

そういえばトイレはまたくものだった膝が震える田舎の駅で NHKラジオ「文芸選評」2021年11月6…

だいだい
2年前
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私の短歌「逆説の接続詞」を詠んでみた

排出権のように不幸を売り飛ばすだけど幸せ薄い僕です NHK文芸選評、2021年10月23日のお題は「でも、しかし、だが」のような逆説の接続詞でした。私の作品は全部で9首です。最初は「排出権取引」みたいに不幸が売り飛ばせたらどうだろう?と思って作ってみました。でもそれで幸せにはなれなさそうだなとも。 リタイヤはすぐできるけどまだしない仕事が好きでいられるうちは これはいまの私の正直な気持ちです。若い時はリタイヤできるだけお金が貯まったら早期退職しようと思っていたのですが、まだ

私の短歌:「眼鏡」を詠んでみた

私には六つ目がある近視用眼鏡と裸眼と老眼鏡と2021年10月9日「文芸選評」のお題は「眼鏡」…

だいだい
2年前
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私の短歌:「象」を詠んでみた

半世紀を皿の目で探したけれど象が踏んでも壊れない愛 こんにちは。9月25日のNHK文芸選評のお…

だいだい
2年前
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私の短歌:「海」を詠んでみた

渚へと軽トラックを走らせて日が沈むまで海のヴォカリーズ 7月24日放送のNHKラジオ「文芸選評…

だいだい
2年前
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私の短歌:「黒」を詠んでみた

ぬばたまのオセロの黒が恋しくて今すぐ獲るよ対角線を 2021年6月26日、NHKラジオ「文芸選評」…

だいだい
3年前
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私の短歌:「飾る」を詠んでみた

「あの頃の破れふすまの補修にはヌードグラビア貼っていたかも」 6月12日、NHKラジオ「文芸選…

だいだい
3年前
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私の短歌:「パン」を詠んでみた

5月15日のNHKラジオ「文芸選評」のお題は「パン」でした。私は小麦を食べると体調不良になる…

だいだい
3年前
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「匂い」を詠んでみた(2021年4月)

「この匂い嫌いになってしまったと君から言ってくれるだろうか」 4月24日、NHKラジオ「文芸選評」短歌のお題は「匂い」。入選15首には入らなかった私の投稿歌2首を(反省を込めて)紹介します。 最初は、失恋の歌。私は恋愛の歌は不得意ですが、失恋の歌や俳句は得意です。(自慢)恋人の体臭は恋が持続する間はよほどの悪臭でない限り「好きな匂い」だと思いますが、別れの予感とともに鼻についてきますよね。ま、それもいまは昔の話なんですけど。 「あの頃はなんとしてでも欲しかった薔薇の匂いの