私の短歌:「眼鏡」を詠んでみた
私には六つ目がある近視用眼鏡と裸眼と老眼鏡と
2021年10月9日「文芸選評」のお題は「眼鏡」でした。投稿したけど採用されなかった9首を紹介します。まず冒頭の歌は、いまの私の状態を指しています。2つの眼鏡を持ち歩くのはちょっとかさばる。でも遠近両用は、なんか、嫌です・・・
色眼鏡で見てもいいのよ女とか独身だとか五十代とか
色眼鏡で見るなと言っても、どうせ見るんだから、好きにさせてあげます。
ワープあり時間旅行もある未来なのに眼鏡は不滅みたいだ
SF映画や、アニメの世界から眼鏡が消えないのはなぜなんでしょう。
ちょっといま手が離せない眼鏡替えサッカー観つつツイートしてる
サッカーを観る時は近視用眼鏡、ツイートする時は老眼鏡。眼鏡の掛け替えは忙しいです。
考えてみれば眼鏡が一番安いんだ表に出てるからだの覆い
体中ブランドもので装っていても、眼鏡だけは格安眼鏡店で、っていう人結構いるんじゃないかな。
レーシックしたから眼鏡は要らないしこれからモテると思ってたこと
いや、思ってませんけどね。
昨日まで眼鏡の枠に収まっていた世界のタガが無くなった朝
でもレーシックした時は新鮮でしたね。一瞬眼鏡が不要になりましたから。すぐに老眼になりましたけど。本当に、すぐに。
すみません、眼鏡忘れてきました、と見えていたのに言ってみたこと
意味のない言い訳する人、いますよね。
カッとして眼鏡を壁に叩きつけそれから何があったか闇夜
そう、こういうバカ者もいる。
張り付いているような眼鏡だ風呂場でもかけているのか賭けてみようか
風呂場でもかけていたらどう反応したらいいのでしょう。
メガネザルに似ている人と教えたら「きゃあメガネザル」と本人に言う
正直なのは、いいことなのか?いや・・・違うだろう。
もうこれで終わりにすると決めたとき眼鏡外すの反則だから
眼鏡外すととてもきれいな目をしている人が、たまにいます。(終わり)
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