私の短歌:「黒」を詠んでみた
ぬばたまのオセロの黒が恋しくて今すぐ獲るよ対角線を
2021年6月26日、NHKラジオ「文芸選評」のお題は「黒」でした。今回は張り切って6首投稿しましたがいずれもボツ。でもいいもん、ここで公開するから。見ていただければ嬉しいです!
まず最初はオセロ。オセロ大好きです。そして私は黒が好きです。以上。
ゴミ袋の色が黒なら捨てていた今からそれをバラバラにする
昔ってゴミ袋が黒だった記憶があります。半透明になってから、捨てにくいものが増えました。でもごみ収集をされる方の安全を考えれば中身が見えた方がぜったいいいですよね。
黒髪をミステリアスと口説かれてうちら全員ミステリアスか
白人がよく言うセリフです。若い時はよく口説かれたものです。
睡蓮の池はどうして黒いのか金魚を千匹呑んだみたいに
気のせいかもしれないけど、睡蓮とか蓮が生えている池は真っ黒じゃないですか?あれって泥の色なんでしょうか。
好きだったちびくろサンボ五歳児が絵本を抱いて泣いている 僕
好きでしたね。あの絵本。これが「差別」だと言われて、子供の頃の思い出が傷ついた気がしました。そんなこと、かけらも思ったことなかった。
黒犬に引かれて夜を駆け抜ける僕もそろそろ終わりみたいだ
勘のいい人は、自分の死期がわかるといいます。自分もそうなのかなあ。ちょっと怖いですう・・・ってわけで今日はここまで。お粗末でした。(終わり)
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