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ススメル映画#1 【半分の月がのぼる空】

みなさん、こんにちはこんばんは

知らない映画を知る機会って、案外多くないですよね(単に僕が知らなかっただけかも、ですが)

最近はYouTubeで映画紹介の動画があったり、Filmarksといったレビューサイトで評価を含めて新しい映画に出会えたりなど、便利な世の中ですね、、

僕もそんな世の中の媒体たちに助けられ、数は多くないですが、いろいろと頭に残る映画を知ることが出来ました。

頭に残るって何ですか?って思いますよね。僕も思います。
記憶に残る、とか 心に残る、とか 色んな言い方あると思いますが、
何となく、頭の中にお気に入り登録されてるイメージが「頭に残る」だと勝手に考えております。

そんな頭に残る映画を、その時の熱量でススメます。

【半分の月がのぼる空】

この映画を知ったのは高校生の時です。
主題歌を歌っている阿部真央さんが好きで、曲先行で知りました。

あらすじはこちら

ある日、平凡な高校生・裕一は心臓病を患う少女・里香と出会う。長期入院のためうまく人とコミュニケーションがとれない里香に振り回される裕一だったが、2人は互いに惹かれていく。一方、里香が入院する病院の医師・夏目は、医者でありながら里香と同じ病気だった妻を救えなかったことで、立ち直れずにいた。
(映画.comから引用)

原作は橋本紡さんのライトノベル。
映画の他にも漫画、アニメ、テレビドラマ もあるそうです。

橋本紡さんの小説は、この映画の影響でかなり読み漁りました。
『九つの、物語』『流れ星が消えないうちに』『もうすぐ』など
ぜひ読んでみてください。

話を戻しまして…

不治の病の少女と少年の恋愛ストーリーって結構ありがちですが、
この映画には、他の映画とは違ったところがあります。

映像表現というか、なんというか、、
予告編にもありますが、「奇跡の結末は、、秘密に。」
これに尽きます。

正直、予告編だけで泣けます。僕は。

劇中、砲台山という場所が出てきます。2人の思い出の場所ですね。
こちらは実際に三重県伊勢市にある虎尾山という場所が舞台となってます。
僕も好き過ぎて、実際に行きました。泣きました。

登場する2人の少年少女は高校生なんですが、病院という閉鎖的なコミュニティで出会って、仲良くなって、損得なんて関係なく、好きな子の力になりたくて必死に生きてる、そんな感じです。
大人でも子供でもない「高校生」っていう時間が、何とかしてでもやってあげたい!という選択肢を生むんだな、って思います。

この映画に出会った当時の僕には、そんな度胸も気合も無かったけど、大人になって見返すと、おい、、もうちょいがんばれよぉって思ったり。

今まで生きてきた中で、好きな人が大病を患ったり、夜中にバイクで商店街爆走したり、思い出の場所で泣きながら「生きてほしい」って願ったり、、
もちろん経験なんてこれっぽっちも無いですが、いつの間にか感情移入してしまうのは、この映画の持つ空気感とか役者さんの演技なんでしょう。
それと、やっぱり、音楽ですね。エンドロールの「15の言葉」必聴です。

今でも定期的に見て、泣いて、、デトックス映画です。
ぜひ、大事な人と一緒に観てはいかがでしょうか。

あ、ちっちゃい頃の芦田愛菜さんも出てきます。


こんな感じで、#1でした。

需要は無いですね、アウトプットと文章力の向上のために
ぼちぼち書いていきます。

ありがとうございました。





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