宮坂大智@村おこしNPO法人ECOFF

島暮らし体験ボランティアをしている「村おこしNPO法人ECOFF」の代表理事です。台湾…

宮坂大智@村おこしNPO法人ECOFF

島暮らし体験ボランティアをしている「村おこしNPO法人ECOFF」の代表理事です。台湾の「澎湖(ポンフー)」という離島に移住してガイドとゲストハウス経営もしています。島おこしをしたいという方、澎湖に来てみたいという方、お気軽にフォローしてください。

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最近の記事

台湾の日本史

9月末から10月にかけて、鹿児島大学名誉教授の長嶋先生とともに、日本統治時代の台湾で活躍した日本人ゆかりの地を巡る旅をしました。 ところで、台湾がかつて日本だったことをご存知でしょうか? 台湾人であれば誰もが知っている史実ですが、そのことを正確に理解している日本人は多くないように思います。 僕自身、台湾に来るまではほとんど意識したこがありませんでした。 1895年から1945年にかけての50年間。それは、台湾では「日本に占拠されていた時代」とも、単に「日本に統治され

    • 【実録】アストラゼネカのワクチンを受けたんだけど、実際副作用とかどうだったの?

      台湾で2021年5月14日にアストラゼネカのワクチンを受けました。間も無く台湾在住の日本人のなかにも、アストラゼネカのワクチンを接種される方が増えてくると思います。 ワクチンの効果や副作用など、色々と不安なこともあると思いますので、既にワクチン接種をした日本人として、実際にどんな副作用があったのかレポートします。 もちろん、大した副作用ではありませんでしたが、少しでも台湾在住日本人の皆様の気持ちをスッキリさせられればと思います。 詳しくは、ブログで紹介しておりますので、

      • 台湾でコロッケ屋さんをオープンして良かったこと

        ご報告が遅れてしまいましたが、3月25日にコロッケ屋さんをオープンしました! オープン1週間前に地元のFBグループに投稿したところ、わずか2時間で予定数の4倍となる合計200個超のご予約をいただき、広報については大成功。 ただ、初日にキャパを上回る量の予約を受け付けてしまったのは大失敗で、準備段階から地獄絵図となりました…。 そのおかげで初日はまったく楽しむことができないうえに、隣家からは油臭いとの苦情が入り、閉店した頃には完全燃焼。もうコロッケ屋さんなんてやらない!

        • 台湾、年末の風物詩

          台湾のゴミ出しは、日本とはだいぶ違います。 日本ではゴミ収集車がやってくる前に、所定の場所にゴミを置きますよね。 台湾の場合は、収集車が来たタイミングで自分でゴミを投げ入れなければなりません。 そのため、住んでいる場所によってゴミ出しの時間が17時だったり、19時だったりとバラバラです。 仕事の関係でなかなかゴミを出せない人もいるでしょうが、気温が高いことや野良犬が多いこと、治安の面などを考えると合理的ではあります。 また、ゴミ出しの時間が近隣住民の社交場になってい

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        • ECOFF台湾
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          台湾で屋台開業に挑戦中!「澎湖(ポンフー)」で試食会を開催しました!

          〜前回までのあらすじ〜 新型コロナの影響でヒモと化した大智は、台湾の島「澎湖(ポンフー)」でコロッケの屋台を始めることを決意した。 【今回の動画の内容】 2週間もない準備期間のなか、2021年1月30日に開催されるフリーマーケットでの初出店に向けて準備を開始。 ところが、新型コロナの影響でフリーマーケットが突如中止になってしまう。 しかし、規模を縮小して「小島家」さんで有志のみでフリーマーケットを行うことに。 そこで急遽、試食会を行うことを決定。 試食用に準備したコロッケとクラフトコーラは30セット。 果たして食に厳しい地元住民は、大智が作ったコロッケとクラフトコーラにどんな反応をするのか? 【台湾の島、澎湖(ポンフー)でガイド、民宿、旅行会社やってます】 ◆ ポンフーのことなら、ラブポンフー https://lovepeng.hu ◆ ポンフーのガイドや、レンタルバイクの手配は、こちら https://lovepeng.hu/service ◆ 【大智コロッケ】公式LINE https://lin.ee/WirFda4 ◆ 【大智コロッケ】facebookページ https://www.facebook.com/%E5%A4%A7%E6%99%BA%E5%8F%AF%E6%A8%82%E9%A4%85-102809348484238

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          台湾の島「澎湖(ポンフー)」に新スポット爆誕! 恐竜と記念写真を撮って地質のことも学んじゃおう!

          台湾の島「澎湖(ポンフー)」にある島「小門(シャオメン)」の地質資料館が、「小門地質探索館」として新たにリニューアルオープン! 世界的に貴重な地質の数々を見られる天然のジオパークである澎湖のことを学べます。 さらに、超絶リアルな等身大恐竜も登場! まるで太古の世界にタイムスリップしたような体験を味わえる施設です。 大人も子どもも、これまでに澎湖に来られたことがある方も、ぜひもう一度行って、恐竜と記念写真を撮りませんか? 澎湖の地質に関するパネルや、103ヵ所で採集された石の標本も。 展示されている恐竜は、映画ジュラシックパークでお馴染みのヴェロキラプトルの他、モササウルス、ディロフォサウルス、ティラノサウルスです。アンキロサウルスの骨格標本もあります。 【台湾の島「澎湖(ポンフー)」のことなら、ラブポンフー】 https://lovepeng.hu 【観光ガイドや現地ツアー、レンタカー等の手配はコチラ】 https://lovepeng.hu/service

          台湾の島「澎湖(ポンフー)」に新スポット爆誕! 恐竜と記念写真を撮って地質のことも学んじゃおう!

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          ECOFFは10周年を迎えました

          お金のことは後で考えなさい。3年やって世の中に必要とされたら、お金は後からついてくる。やれるもんなら、やってみなさい。 これは、ぼくがNPOを始める時の母の言葉です。 まさか、本当に世の中に必要としてもらえるとは。 まさか、10周年をこんな形で迎えるとは…。 本日2021年1月23日に、村おこしNPO法人ECOFFは創業10周年を迎えました。 ここまで支えてくださった全国各地の世話人の皆様、そして累計2,000名を超える参加者の皆様、ぼくを陰ながら支えてくださった皆

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          ECOFF台湾 視察報告(4)これぞECOFF!雲林視察で最も印象に残った「吉祥農園」

          「午後ならいつでも。夜ならもっと都合がいいね。」 農園を訪ねるなら何時ごろが良いのかを聞いたところ、そうおっしゃったのは「吉祥農園」の施さんです。 農園の視察なのに、なぜ夜の方がいいのだろうか? と思っていると、夜に仲間を呼ぶからとのこと。それは好都合だと思い、夕方に施さんの農園を訪れることにしました。 吉祥農園さんは、街の中心部からバイクでわずか15分ほどの場所にありました。 とはいえ田舎町の15分です。バイクを走らせると、それまで立ち並んでいた建物は、あっという間

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          台湾の島「澎湖(ポンフー)」で魚を尋ねて三千里…じゃなくて10秒!冬にしかできない「尋死魚」をしてきた!

          いや〜、今年は寒いですねえ。 さすがにここ澎湖(ポンフー)で雪が降るようなことはありませんが、奄美大島の山では雪が一瞬だけ降ったそうですよ。 台湾で暮らして6年くらいになりますが、「こんなに寒いのは初めてじゃないかなあ」と思っていたら、澎湖ではなんと66年ぶりの寒さだそう! そりゃあ寒いわけです。 そんな天気だとついついお家に引きこもってしまうのですが、澎湖では寒ければ寒いほど海に行った方が良い理由があります。 それはズバリ… 魚を拾えるからです! 数年に一度だけなのですが、寒さで魚が凍死して打ち揚げられることがあるんです。 ということで、寒風吹き荒ぶ海に行ってきました。続きはYouTubeでご覧ください!

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          今年のビールはいつより美味しいかも?

          ここのところ寒波の影響で最低気温は11度、暖房のない我が家の室温は15度と、冷え込む日が続いています。 数字だけを見れば「台湾はそんなに暖かいのか」と思われるかもしれませんが、ふだんは20度くらいあるわけですから、この程度でも十分ガクブルものです。 挙句には数年ぶりに熱を出すなど、まさしくザ・冬と言った今日この頃。 台湾に来てから一番の冷え込みなんじゃないかとぼんやり考えていたら、事実ここ澎湖(ポンフー)では66年ぶりの寒さなんだとか。 台湾に来てから初めてどころか、

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          油断大敵

          年に1、2回は風邪をひくはずのカミさんが、昨年は一度も風邪をひきませんでした。 新型コロナウイルスの出現で、うがい手洗いと外出時のマスク着用を徹底していたからでしょう。 世界的にもインフルエンザ患者が急減したそうですし、感染症対策がどれほど役立つのか、身を持って知ることができました。 こんなに簡単なことで風邪を予防できるのであれば、コロナが収束しても感染症対策は徹底したいものです。 ところが、お正月気分が抜けた頃、カミさんではなく、ぼくの方が見事に風邪をひいてしまいま

          オマケがたくさん♪ガイド協会の年次総会

          ぼくが所属するガイド協会では年に一度総会が開催されます。 昨年は参加せずに委任状で済ませたのですが、なんでも勉強だと思って今年は参加してみました。 ちなみに会の内容自体は、議題があってそれに対して承認を得たり、会計報告を確認するなど、一般的な総会と同じでした。 が、ほぼ全ての会員が集まることは滅多に無いので、こんなに会員がいたのか! とちょっと驚きました。 今年の会員数は約150名ですが、確かぼくが入会した年に100人くらい一気に増えてたみたいです。 また、観光業が

          オマケがたくさん♪ガイド協会の年次総会

          ECOFF台湾 視察報告(3)日本時代、そして戦後の混乱期を今に伝える農村型眷村「建國眷村」

          雲林での視察の2日目、午前中は「虎尾(フーウェイ)」にある「建國眷村」に行ってきました。 ここでもボランティア活動ができないかと案内をしてくださったのは、建國眷村のリノベーションを手がけている劉志謙さん(写真右)です。 眷村(けんそん)とは、国共内戦で大陸から台湾に移住してきた中華民国国軍とその家族が暮らしていた村のことで、最盛期には900カ所以上もあったようです。 なかには、日本統治時代に作られた村がそのまま使われた場所もあります。 ぼくが暮らす澎湖(ポンフー)にあ

          ECOFF台湾 視察報告(3)日本時代、そして戦後の混乱期を今に伝える農村型眷村「建國眷村」

          今年壊して損したものワースト7

          2020年もいよいよ終わろうとしています。この時期になるとよく話題に上がるものと言えば、「今年買って良かったもの」ではないでしょうか? しかしぼくはここであえて、今年壊れてしまったものをご紹介します。 誰の役にも立たないこと受け合いですが、壊れたということはそこに教訓あるというもの。もしかしたら役に立つかもしれませんよ。 第7位「比重計」趣味でクラフトビール作りをしているのですが(台湾では自家醸造は一定の範囲内であれば合法です。日本ではマネしないでください。)、それに必

          今年壊して損したものワースト7

          ECOFF台湾 視察報告(2)都会の中の農村? 樹合苑にびっくり

          土庫のカカオ農園の視察の後は、夕方から台中に戻って楊さんの講演会に参加しました。 楊さんは、食べる通信を立ち上げた高橋博之さんの本を読んで感動し、台湾でも食べる通信をやりたい! との一心で行動。日本語の読み書きもできないのに20通以上ものメールを日本に送り、自腹で高橋博之さんを台湾に招いた熱血主婦です。 食べる通信と出会う前までは普通のサラリーパーソンだった楊さんですが、今では台湾の地方創生界隈では知らない人はいない存在となりました。 そんな楊さんが食べる通信と出会って

          ECOFF台湾 視察報告(2)都会の中の農村? 樹合苑にびっくり

          ECOFF台湾 視察報告(1)カカオが実る土庫エリア

          台湾雲林での説明会の翌日より、さっそく各地の世話人候補の活動地域を訪問しました。 最初に訪れたのは、土庫エリア。 土庫は雲林県の真ん中に位置しており、県庁所在地「斗六」からは車で30分ほどの場所にあります。 石さんの拠点の近くには台湾鉄道の駅もあり、田舎ながらもアクセスの良い立地でした。 今回、ECOFFの活動に興味を示してくださった石さんは、カカオ農園で働くかたわら近隣の農家さんの農産物を販売する施設の運営もされています。 来年からは養鶏業も始める予定だそうで、養

          ECOFF台湾 視察報告(1)カカオが実る土庫エリア