見出し画像

【暴露】国家資格保有セラピストが語る骨盤矯正の真実。巷の骨盤矯正する前に、、、!

最近では骨の音が鳴る(実際に骨が鳴っていたら骨折です笑)といい、骨盤矯正をする動画がSNSで人気になっています。
しかし、あの骨盤矯正、海外では死亡例もあるんです。

そもそも骨盤とは
多くの場合、
腸骨や仙骨などを複合して指します。

特にこの骨盤矯正の場合には
腸骨と仙骨の間にある、仙腸関節のズレを指していることがほとんどです。

しかし、この仙腸関節本当にズレることがあるのでしょうか?

医学的に「矯正」という言葉は
骨折や、脱臼を元の形に戻す場合に使われます。

骨盤「矯正」であれば、
骨盤の仙腸関節が脱臼、もしくは骨折しているものを戻すという意味になります。

ですが、あなたの骨盤本当に脱臼、骨折していますか?

肩の脱臼をしたことのあるかたであればわかると思いますが、本当に脱臼しているのであればまず力が入らないので立つことができません。

骨盤が骨折しているのであれば多量出血で亡くなられる方も中にはいらっしゃいます。

でもあなたはそうではありませんよね?

きっと姿勢が悪かったり、腰が痛かったり、足の長さが違う
ことを整体師や、整骨院のセラピストにこう言われているはずです。

・骨盤がズレているから足の長さが違う
・産後の骨盤のズレは今戻しとかないと一生開いたまま
・骨盤が開いているままだと痩せづらい体になってしまう
・骨盤のズレを戻すとウエストが-〇〇cmになります
・骨盤のズレを戻すと痛みが減って、可動域が広がります

しかし、これらはよくある整体、整骨院の間違いです。

仮に骨盤のズレがあって骨盤矯正をして元に戻すなら2回も3回も通う必要もないはずですよね?

実はここに骨盤矯正の真実があります。

ズレなどの構造上の問題ではなく動きの問題なのでその動きを修正できるまでに時間がかかるのです。

骨盤の間にある仙腸関節は動いても2,3mm程度です。

しかし、この仙腸関節は普段の生活の中で、歩行や、寝返り、起き上がりなど∞の字を描くように絶えず捩れるように動いています。

関節の動きが1mm変動すると、骨としての動きは5度変わると言われています。

ですのでこの仙腸関節の動きがなくなると人間はロボットのような歩き方になってしまいます。

仙腸関節はズレるのではなく、動きが悪くなってしまうから痛みが出てしまうのです。

巷にある骨盤矯正は仙腸関節の綺麗な動きの軌跡を無視して行っているのです。

そのことについて整形外科医の片田重彦医師は過去のインタビュー記事でこう述べています。

「腰を圧迫したり、足を急にひっぱったり曲げたりして、治療をしている。これでは効果がない。反射が起きて、動かなくなっている体を勢いよく動かせば、かえって痛みが悪化してしまうおそれがある」

つまり、本来動くはずの2,3mmの綺麗な軌跡を無視して行うと関節の神経反射が起きて逆に動きが狭まったり、痛みが悪化してしまうのです。

その証拠によくある骨盤矯正の動画では動きの検証はなく、音が鳴って気持ちいい、関節がハマった感じがするなどの主観的な感想ばかりですよね。

これでは本当に動きが良くなって痛みが減ったのか、本当にズレが戻ったことによって痛みが良くなったのか、分かりません。

☑️ 真の骨盤“調整”

実際に骨盤の関節が原因で痛みが出るのは事実です。

アメリカの整形外科医、John McM Mennell(ジョン・マック・メンネル)は、外来診察をしていると、レントゲンに異常がないにも関わらず痛みを訴える患者がほとんどである。と述べています。

痛みがある関節の動きを操作することで痛みが消失。その結果から、これを「関節機能障害」と名付けました。

これは関節の動きが正常から逸脱した状態で発生します。

これが最も多い痛みの正体であると述べられています。

また日本でも
JCHO(地域医療機能推進機構)仙台病院の村上栄一病院長は
「これまでは椎間板や付近の神経圧迫が腰痛の主要因とされてきたが、最近では骨盤の関節である仙腸関節(せんちょうかんせつ)に由来しているという見解が医学界でも存在感を増してきている」と述べています。


関節機能障害を改善するには、「関節運動学」という学問をまず知っているということが前提です。

この学問は、日本では理学療法士・作業療法士しか習いません。

しかも運動学の中でも関節運動学を熟知している人はほとんどいません。

なぜなら習得するのに時間がかかったり、研鑽できる施設や団体がなかったり、そもそも養成校で教えてもらってなかったりすることがほとんどです。

Physio Miyazaki.ではこの関節運動学を熟知し、技術の研鑽を行った上で施術を行っています。
巷の骨盤矯正を受ける前に是非ご相談ください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?