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企画メシ2024 第3回「バンドの企画」を終えて

現在参加している連続講座『企画メシ2024年』の第3回『バンドの企画』が終りました。
今回の講師はTALTO代表の江森弘和さん。


江森さんは、とにかく楽しそうに話す人でした。

江森さんは講義の間、終始楽しそうに話す人でした。仕事が楽しくて仕方ないんだろうなあと感じました。
江森さんのお仕事はバンドのプロデュース&マネージメント。バンド『マカロニえんぴつ』を発掘して、一緒に伴走して、育てていった方です。
仕事において意識していることを細かいところまで話してくれました。(本当に楽しそうに!!)
そこまで気を配って動いているのかという驚きがありました。でも、きっとやっている仕事が好きだからこそ、何が何でも、目的を達成したいという意思があり、細部まで気を配ることができるんだと思います。
江森さんの仕事の進め方を具体的なことも含めてお話しして頂けました。仕事の進め方などはビジネス書で学ぶこともできると思います。しかし血肉が通っている話を聞くことができる機会はそうそうにありません。個々の仕事の進め方の話はなかなか共有することもないと思うので、かなり貴重な時間だと感じました。

自分のネーミングセンスの無さに絶望した・・・

今回の課題は『今の時代に、あなたがプロデュースをしたい「ロックバンド」のバンド名とコンセプト』という自由度の高いもの。
取り組んでみて、めちゃくちゃ悩みました。
自分が好きなコンセプトになりそうな方向性が出てきたあと、思い浮かんだバンド名がひとつありました。それをメモしたまま、ブレストしても、それ以外にピンとくるバンド名が出てこず。しかし、ちょっとだけ、「これじゃないんだよなあ」感を抱えたまま、提出できる形に落とし込んでいきました。
課題提出後、読み返してみると、自分が考えたバンド名をみて「ださっ」と思いました。もうこんな名前、言いたくもありません。しかし提出してしまったし、提出期限は過ぎてしまったので、もう仕方ない。
しかし、ネーミングって本当に難しい。名付けって本当に難しい。これこそ、最強のキャッチコピーを考えよ!と言われているようなもの。
そしてネーミングセンスってどうやったら鍛えたらいいのか。
いや、必要なのは、センスなのか。何なのか。
今、ずっと考えてしまうテーマになっています・・・

講義の中でもバンド名がダサくても、売れたりすると格好良く響いたりするという話もありました。
しかし、それにはある意味、からかってもらえるダサさのような、そんな可愛げがあるからなのではないかと思いました。
もう私が考案したバンド名は絶対に誰にも言いたくないのですが、そういう可愛げもない、酷いものだなと今になっても、思います。

ネーミングは狙うべきなのか、狙わないべきなのか。
いや、狙うべきだろう。

今、完全に沼にハマっています・・・

チームとは共に目的を達成すること

今回江森さんの話を聞いて、バンドは本当にチームなんだと感じました。目的があるから、チームを組み、共に歩むことができる。
同じ目的を見続けることができれば、バンドというものは続いていく。

バンドでも、趣味として楽しむことが目的の場合と自分たちの音楽で多くの人を勇気づけることを目的の場合では、動き方や個々の施策内容が全く変わってくると思います。

目的は本当に重要だと感じました。
メンバーの意に添わない、変な目的を提示してしまうと崩壊していく可能性がある。(最悪の場合、崩壊しているのに誰もそれを言わずにチームとして機能しないまま動いてしまうことも・・・)

今回の講義でいろいろと示唆を頂いたところでした。

CDが主流だった時代

さて、ここから余談ですが、この課題を提出した直後に知人が話してくれたことが印象に残りました。課題提出前に聞きたかった話です。たぶん、アウトプットが全く違ったものになっていたと思います。

その知人は、中高生時代、お小遣いで毎月1枚CDを買っていたそうです。
そして、その1枚のCDをとにかく一月聞き倒すそうです。
なぜこの曲順なのか。曲順に意味はあるのか。歌詞の意味はなんだろう。どしてこのメロディなんだろうか。
そういう確かめることができないことを考えながら、聞いていくそうです。

この話のきっかけは、確か最近は好きな曲を配信サービスでピンポイントで聴くようになったというところから発展していきました。
サブスクで何でも聞けるようになり、プラットフォーム側がプレイリストを作っていたりと、何かと自分で吟味して選択することが少なくなった時代です。その中で、かつてアルバムの曲順やその意味を考えていたことを懐かしくなったそうです。

この話を聞いたときに、音楽の楽しみ方はいろいろと変遷してきているが、何が人にとって重要なことなのだろうかと考えてみたくなりました。

でも、それはきっとかなり環境に左右される気がします。今ではCDプレイヤーなんて家にない場合も多く、スマホで再生するのが基本なはずです。
失われた音楽の楽しみ方がある一方で、新しい音楽の楽しみ方もあります。今後も変遷していくでしょう。

結局は個々人にとって重要なことは変わるのだと思いますが、こんな風に環境に左右されずに、開かれた楽しみ方を突き詰めて考えいけば、もっと良いバンド名とコンセプトをひねり出せた気がする今日この頃です。


何かと向き合うには本当に時間がいくらあっても足りないと思う、今日この頃でした。
次回も頑張ってみます。


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