eSportsプロの指導を受けることにした話#5
前回初のランクIV(14勝)で調子に乗った直後、急に何にも出来なくなってしまい先生にすがるダメな生徒。それ以降から現在までの話です。
先生、助けて!
何はともあれまずプレーを見てもらうことに。真っ先に指摘されたのがプレースピードでした。要は、結果を出そうとするがあまり焦ってプレーして必要なことを省略してしまっていたんですね。で、色々ご指導・ご指摘を受けた訳ですが、なんと殆どのことは「初回」のコーチングで既に聞いていたことばかりでした。
要するに、
すかさず「とは言え、教わったことをすぐに全部出来るようになる人は居ませんから」とフォローをくれる優しい先生。
基本が一番大事であり、そして一番奥深く難しいということを改めて認識したのでした。空手に喩えると、正拳突きを教えてもらったのに未だにへなちょこストレートみたいな感じですが、とにかく基本の正拳突きをどんな精神状態でもやり続けなければいけないんですね。
その後の成果と今後
先生に基本の大事さを教えてもらい、その後のCFは13-7、11-9と成績だけ見ると振るってない感じですが、「どこを改善すべきか」が理解できるようになったのは進歩かなと思います。TOTS期間に突入し、大会のレベルがぐんと上がりましたが、まず当面の目標は「正拳突き」をちゃんとぶち込めるようになることかなと。あと、教えてもらったことがたくさん増えてきたので、頭の整理のために「ゲームモデル」を書き出した方が良いかなと思い始めました。残念ながら公開はできないんで、中身を知りたい人は先生の指導を受けてください笑
現在のスカッドも晒しておきます。
プロはすげぇよって話
さて、ご指導の一環で先生のお手本プレーを見る機会がありました。なんて言うんでしょうね、スーパープレーが飛び出しまくり!みたいなことではなく、ただただ淡々と得点が積み重なっていきます・・・。プレーは流麗で無駄がなく、なんと言ってもおそらく私が見た限りでは「アンフォーストエラー」がゼロでした。マジでただの1度もない!!
そして対戦相手さんの切断率が異常に高かった(見た限り100%)です。3-0ギブアップ!が殆どで後半まで試合が進まない笑
これおそらく相手する人も「1ミリも勝てる要素ない」って判断してギブアップしてるのだと思います。私もたまにそういう相手に当たるときがありますので気持ちはめっちゃわかる。
そしてもう一つすごいなと思ったのは、試合後にある得点について説明を求めたところ、その局面において誰がどんな風にポジションを取っていて、味方がこういう動きを見せたので、故にこうしてこうして裏をかいたというのを正確に覚えていらっしゃったことです。聞いた方が「え?そうでした?」って思うほど。
似たような話で、たとえばプロ野球のレジェンド「イチロー」選手は、自分が打ったヒットは全部説明できる(=イチロー曰く、故に私は天才ではないという文脈)というのがありますし、麻雀や囲碁将棋の世界のプロも、どの局面でどうだったかを正確に記憶しているという話をよく聞きます。素人とプロの違いって結局こういうことなんだろうなと思った次第です。
次回は少し上達する期間を頂き笑、正拳突きがそれなりに打てるようになってからのお話につなげたいと思います。なんせ下手くそなので、その時は少し先かも知れません。早く巧くなりたいですが、焦らずゆっくり頑張ろうと思います。