パフォーマンスサイコロジー①アダプタビリティ〜変化に適応する力〜

自己紹介の投稿が終えたので、早速、「心の知」について投稿したいと思います。

パフォーマンスサイコロジーとは

個人や組織が目指す最高のパフォーマンスを発揮するための
思考
感情
行動

について心理学的観点から科学的に研究している分野です。
更にこのnoteでは私のサッカーコーチでの経験を元に
考えを記していきたいと思います。
(そもそもコーチング自体が胡散臭く思われるので笑 あくまでアカデミックな知識+個人的な主観ということで認識頂ければと)


さて3月も下旬に入りましたが環境が変わる人も多いかと思います。
人は、新しい環境、すなわち、不明瞭、変化、移行期、など知らないことやものが多くなると不安になったり、ストレスがかかった状態になりやすいです。
また、新しい環境は知らないこと、わからないことが多くなり、失敗が起きやすくなります。
即ち、「精神衛生」=「メンタルヘルス」が悪くなりがちです。

上記の様な環境変化があり、自身の心が悪い状態になった場合、
我々の日常では「気持ちが弱い」=「病んでる」=病人
又は周りに悟られないように、打ち勝つように「気持ち」「気合い」「根性」で乗り越えようとすることがベタかなと思います。
※その他の例や意見があればぜひシェアお願いします!!

気持ちが弱い、強いだけの話で終わらせるのではなく、これらの事象をどう認知し、落ち着いた生活や本来のリズムで人生を送れるようにについて、心理学の研究から、ひとつの「知」について述べていきたいと思います>

そこで今回は「アダプタビリティ」のお話です。

アダプタビリティとは?

アダプタ+アビリティ=アダプタビリティ
アダプタ=適切に接合、接続
アビリティ=能力、力、スキル
アダプタビリティ=適応する力

アダプタビリティとは
身につけられるスキルです!!
そして、生きていく中で助けとなるスキルでもあると考えます。


どんな力?

自身が持ち合わせる
認知・行動・感情の機能を建設的に調整する能力です。
=「アジャスト」と定義されています(APA Dr.martin 2012)

いつ必要

新しい環境、不明瞭な時、移行期などの変化、変動の時に必要です。
ex.進級、新年度、転職、異動、スポーツ選手現役引退後のセカンドキャリア

どうすれば良いか?

①新しい環境、今までの当たり前が当たり前ではなくなること、不明瞭な状況であることに「気づく」ということが大切です。
=これまでの考えや行動パターンを見直す

②新しい環境に対して「挑戦する」マインドセットへ
→認知の調整
今までの当たり前を手放す

③感情がネガティブになった場合に助けてもらう
→感情の調整
メンタルヘルスの安定、好調を目指す

④これまでの行動を塗り替える新しい行動をとる
→行動の調整
=新しい環境で自分の居心地が良くなるようにアップデートしていく
プライベート環境を整える

①の「気づく」に関しては、信頼がおける(安心安全が担保されてる)コーチのセッションを受けることで、引き出されやすくなるお思いますし、「気づき」という材料が多ければ多いほど3つの調整能力に繋がります。

③の助けてもらうに関しては、上記同様、信頼がおける(安心安全が担保されてる)がとても大切だと思います。会社の人には伝えづらい、家族にも話しづらい…皆さんそれぞれの事情があると思います。そんな時のコーチは利害関係が無い味方、身内として最適です。

理由としては
1.守秘義務があること。
2.クライアントを否定されず、肯定しながら、次の行動へ提案されるから建設的であるということ。

年度の変わり目ということでこのようなテーマを取りあげてみました。

目を通して頂いた方とその周りの方の助けになれば幸いです。

次回はアダプタビリティにおいての3要素
認知・行動・感情それぞれについて述べていきたいと思います!

◆続きの記事はこちらから↓◆

お後がよろしようです

日常に活力と笑顔を             



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