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公開2周年のシン・ウルトラマンをこれからも推していきたいという話

明日5月13日で、映画シン・ウルトラマン公開から2年になります。
私がnoteを本格的に始めたのがこの年の11月だったのですが、最初の頃一番反響があったのがこのシン・ウルトラマン感想記事でした。

今読み返すとなんでこんな偉そうな文面なんだ、とシンエヴァの記事に対しても思ってしまうのですが、始めたてでまだ固かった、という事にしておいてください。

円盤、玩具で楽しんだ一年間

映画公開終了後も、色々と関連商品が出たのでそれらを手に入れつつ映画の世界に浸っていました。子供の頃より「子供の気持ち」を楽しめた作品といって良い感じです。

基本的に一万円越えのものは滅多に家の外には持ち出さない人間なのですが、このシン・ベーターカプセルは職場で変身を披露するために持って行った事があります。コンパクトですし、その場で掲げるだけなのでスペースも取らない、良い玩具なんですね。これの前に初代ベーターカプセル・55thバージョンも入手しておりそちらはBGM、SEが充実していて遊びでがあるのですが、このシン版はシンプルゆえに「本物感」があると思っています。

円盤も発売から一年が経ちました。少し待ちましたが、一年以内に発売されたので良しとしましょう。
…シン仮面ライダー、先日ようやく発売が発表されましたが半年後です。公開からは一年八ヶ月後。そして発売するその形態にもちょっとツッコミ所が多いという。…これに関しては自分の選んだバージョンの話も含め、またじっくり書こうと思いますが。

未見だった友人と鑑賞会をしたのも、いい思い出ですね。
「ラスト、ウルトラマンと人間が力を合わせるのが熱い」と言ってくれたのを覚えています。

そして、昨年7月に入手したメフィラスの変身?アイテム、ベーターボックス点火器です。
ベーターカプセルはともかく、こちらを買った人は割と希少なのでは…と思えるマニアックアイテムですが、持った時の愉悦感が凄い。何せ映画本編ではCG合成なので「本物」である山本耕史氏でさえ撮影の際には持っていなかったシロモノです。ベーターカプセルはペンライト、ウルトラアイは眼鏡、そして指輪、バッジ…とウルトラの変身アイテムは何かしら日常の中にあるものに模されていたりするのですが、このベーターボックス点火器は何にも該当しない、まさに外星人の道具です。

これこそ、空想玩具の真骨頂だな~と思ったりするのでお気に入りですね。

パッケージも格好良い

これからも、愛すべき外星人として

こうして商品展開も一段落し、2022年公開のいち映画として過去のものになっていくであろう本作ですが、先日また、チラッと話題になったりしましたね。

大阪コミコンのアンバサダーになっていた斎藤工氏が、神永の衣装で登場しシンウルトラマンの撮影秘話を語ったとニュースになりました。彼は無類の映画マニアでもあるので、この見出しにあるように「生きる」の志村喬さんコスプレもやったようですが、黒澤マニアな私には嬉しいネタでした(笑)。

特撮作品でヒーローに変身した俳優さんは、ファンからはずっと「その人」として認知され続けます。これはもう、初代ウルトラマンの黒部進さんの時から続いている伝統といっていいでしょう。それが本人にとって足かせになってしまうこともあり良し悪しはありますが、例えば昭和の作品のように50年以上が経てば、それはその人の役者人生に燦然と輝く「もう一つの名前」になっていると思います。
斎藤工さんは、すでに知名度の高い俳優ですが特撮ファンの中ではずっと「神永新二」であり続けるでしょうし、本人にもそれを胸に抱いていって欲しいな~と願います。実は幼少期、お父さんの仕事の関係でウルトラに縁があった人でもありますから、これからも今回のコミコンの様に機会があれば(神永役)として話を聞かせてくれそうではあります。

個人的にもシン・ウルトラマンは初代ウルトラマンの令和版として過不足ないものだと思っていますので、今後興味を持った人に「何を観ればいい?」と聞かれればこの作品を推していこうと考えています。
人間と心を通わせた、優しい宇宙人の物語として…。

宇宙から来た超人と、人間に絆が生まれる
これが空想特撮の本質であり、50年以上変わらないウルトラマンの魅力なんですね

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