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ライブ後の報道を受けて、日本人としての心根を改めて持つ、という話

連日、ライブのレポート的記事を書いていますが、昨日で一段落しました。

今日は総括として、思ったことを綴ります。

「前向きに」の心掛け

ライブ終了後、音響がどうだったこうだったとネガティブな報道が相次いでいます。毎度の事ですが、ネット上では一部の声が大きくなってさも総意のように聞こえてしまう事がありますが、終演後の空気を味わった人間から言わせてもらえば極一部の人間の感想が膨張している、させているだけだと断言します。

国立競技場はライブ向きではない、という擁護もありますが
だからこそ広い会場を使ったライブハウスでは出来ない演出もありました
視覚も含めた「ショー」として評価すべきだと思います

私は今回、特に感じたのが前の記事でも触れている「Adoファン達のマナーの良さ」なんですね。無論7万人×2日、14万人が訪れたイベントなので中には、貸与品であるフリフラを持ち帰りネットオークションに出している不届き者もいました(Twitter上で挙げられており怒り心頭になりました)が、大多数の人はルールを守り、トラブルもなくイベントが遂行されたように見受けられます。

もっとも、これはAdoファンだからという話よりも察しと思いやりが信条な日本人の気質が大きいのだろうな、と思い「日本は良い国だ」という気持ちを、ライブ中のAdoちゃんの言葉と共にあらたにしました。
日頃ネットの毒、というかSNS上の暗い言葉を見ていると皆が皆社会や政治への不満ばかりを吐いているように見えてきます。海外の事例を並べ、日本の悪い所を指摘し、それに共感する人達が群がって非難の嵐…これは何処でも、毎日のように見かける光景です。
それで当人が溜飲を下げているのは個人の自由ではありますが、特に連日、明けても暮れてもそれを繰り返している人もいますね。おそらくはもう、本人の自覚もないまま習慣化し「ネットはそういう場」だと思っているのでしょう。

しかしここで、歴史の1ページになるであろう催事に参加した一人として言いたいのは、

「日本人である以上、今の日本が嫌になったらお終いじゃないか」

ということです。
これは先日までプレイしていたゲームの台詞の改変なのですが、真理だとも思っています。
常日頃不満ばかり言う人は、それが解消されても次の不満を探すだけで止まることはないでしょう。これは人間の性質的な面でもあります。80年代、バブル経済の時代を生きた人達が好景気だと思っていなかった、というのがその証明です。

ならば社会の不満点を探しボヤキ続けるより、良い所を探して褒め続ける方が本人にとっても必ずプラスに作用すると思いませんか?「そっちにすれば良いのに」と思うんですね。悪い部分は見て見ぬ振りしなさい、という事ではありません。ただ世の中や国に文句を言っても、あなたが満たされる日は来ないんですよという話です。ネガティブな声は大きくなりがちなので一時、黒い充足は得られるかもしれません。
けどその充足は、本当に欲しかったものですか?

見る角度を変えれば、今の社会に素晴らしい所は沢山あります。
周りの人達も、基本的には一生懸命生きて輝いていたり、輝こうとしています。それを認識するか否かです。
今回のライブで、主役である彼女の輝きは言うまでもなくそれを観に来た数万人の人達と時間を共有しとても満たされた思い出を作りました。

その後、「音響が~」という声に乗っかって「謝罪しろ」という人達。
自分はどう在りたいか、もう考えるまでもありませんよね。
黒いエネルギーに囚われず、前向きに生きたいものです。

会場外での一体感

これは2日目ですが、開場前に近くのドトールで小休憩を取りました。
2日目はかなり暑くて、会場に着くまでも体力消耗がありましたから。

ココアとミラノサンド。
当然ですが周囲のお客さんもほとんどAdo民
コンサート前特有の空気感を味わってきましたね

実は1日目の時点で、ツイッターで情報を得ていたのですがこのレシートが目当てだったんですね。

いやぁ、粋ですよね

他のイベントの時もそうなのかもしれませんが、この特別メッセージの入ったレシート、これもまたライブの記念になりました。
これはこのお店の人も「参加」したその一端であり、近隣施設も取り込んだお祭りだったというのが伝わってきますね。そしてこういう時間も含めて、やっぱり日本の、この時代に生まれて良かったな~と主語をバカでかく思いを耽らせた、そんな二日間でした。


これからもこの国で生きていくことを、楽しんでいきましょう。

Ado民のマナーの良さは、彼女自身の呼びかけによるものも大きいと思っています

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