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「チーム・ジャーニー 著者による本読みの会 第05話『チームをアップデートする』」に参加しながらまとめてみた

 さすがにもう習慣化した読書会。第5回目です。

チームをアップデートする

問題がないことは問題ではない?

Keep も Problem もろくに挙がらなくなってきた

 仕事でふりかえりを YWT でやっているのですが、ここ最近「わかったこと」が薄いと自分でも感じているのでこのチームの状況に自分も陥っていることが判明しました。

 割れ窓理論の話も出てきていました。達人プログラマーにも書かれてるやつです。関係ないですが情熱プログラマーをまた読もうと思ってます。


「どうでもいいルールが多くて、コードを書く以外のムダなタスクが多すぎます。」

 何か目的があってやっているので「どうでもいい」は言い過ぎとは思いますが、エンジニアが開発に集中できなくなるものってありますよね。

このチームの技術スタックはいつまで経っても古いままです。

 あるある。でも現実的にはバリューを積み上げていこうという段階でのリプレースはなされないでしょうし、現状のまま突っ走っていくしかないです。ただ後でやると決まっていても「後で」が来るのかも分からない状況なんですけどね。チームとして合意したなら個人としてはそれに合わせて一緒に突っ走っていくしかないです。

他のチームの現場を見よう

 他のチームの現場へ見学に行って新しい登場人物が。そしてまた癖の強そうなやつら。「まだスクラムやらずに消耗してんの?」的なこと言ってきますからね。。。

 魔王院くんと仁和くんのやりとりもっと見たかった😁

新たなジャーニーを始める

 薄々気づいていましたが、魔王院くんと私は結構被る部分が多いです。現状のやり方をまだまだ続けていくことに疑問を覚えてるような状態で、モヤモヤしながら仕事を進めているんだと思います。それが言動になって表れてますね。

 そして他のチームの現場を見て、方向性を変えることにしたみたいです。

「そろそろ、チームの方向性を見直したほうが良いですね。」

他のチームとのDIFFを取る

 3通りの DIFF の取り方とそれぞれの特徴、注意点が書かれています。

✔ 未来との差分
✔ 過去との差分
✔ 他の現場やチームとの差分

 ついつい社外のチームの情報を得て比較してしまいますが、自分のチームとはコンテキストが異なるので誤った方向付けになってしまう可能性があるので気を付けたいです。

 また DIFF を取る観点も書かれています。

① ユーザーへの提供価値
② ビジネスの成果
③ プロセスや技術、コミュニケーションの連弩
④ 新たな領域の学習

 DIFF を取って方向付けをしていく中で重要なお言葉。

DIFF を取った後に自分たちが具体的な行動を起こせる内容でありたい。

 ただの理想で終わらせずに、手が届きそうな理想を見据えることが重要です。なので方向付けする際に完了条件も決めておけば、どこまで達成できたか、残りがどれくらいなのかも分かるのではないでしょうか。

ジャーニーを切り替える

 切り替えれば、メンバーの役割も変わる。そこで透明性を高めるために情報共有しよう、ドキュメント管理ちゃんとしようと書かれています。アジャイルを勘違いして、ドキュメントを残さないと思っている人もいるらしいですがそんなことないです。

 次回は ゴールデンウィーク真っただ中の 5/3! えっ、今日もゴールデンウィーク真っただ中だって? 何を言っているんだ君は。



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