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#136 絶賛イヤイヤ期2歳児に否定的な言い方を改めてみようと思った話

6歳と2歳の息子たちを持つ父親です。子供たちの成長の様子をしたためることで将来のボウズ達へのプレゼント(酒の肴)になれば、と筆を執っています。

さて。絶賛イヤイヤ期の2歳児へ。今のキミの状況はというと、結構荒れている笑。朝ご飯はヨーグルト、くだもの、シリアル、とかが普通なのだが、いつも冷蔵庫を指さしながら、パパ、パパと求めてくる。お父さんは、ゆで卵を出して、「これ?」というとキミは横に首を振る。「これ?」と今度はチーズを出すと、また首を横に振る。「わかった。これか?」とおせんべいを出すとそれも違う。キミはギャーと会話が通じないことに痺れを切らして絶叫を始める。そして冷蔵庫の前にやってくる。

なんだ?何が欲しいんだ?とお父さんは途方に暮れていると、キミは「なっとー」と冷蔵庫を開けて納豆を指さす。いや、ヨーグルト、ぶどう、シリアルに納豆の組み合わせは如何なものか。まさかそこに和のテイストを合わせてくるとはお父さんは想像し難い。お父さんのレパートリーにはない選択肢だ。視野が狭くて申し訳ないが、普通は気づかないと思う。

キミは納豆のハコを空けて、ぐるぐる混ぜてそれだけで食べている。ヨーグルトやぶどうに合うものなのか、とお父さんは不思議そうに見ているけど、キミはきれいに平らげる。キミにはこの組み合わせがありなんだな、とお父さんは一つ脳内メモリに保存しておく。

ここで会話がかみ合わなくなるとキミは、机の上のものを投げ散らかす。お皿、スプーン、牛乳、とトタンにそこは戦場と化す。
この前は、ガラスのコップまで床にたたきつけるものだから、勿論想像通り、粉々に割れて床は破線だらけだ。

キミは絶賛イヤイヤ期だ。

お風呂に入るとき、服を着替えるとき、おむつを替えるとき、にお父さん&お母さん対キミのバトルはあらゆるところで勃発する。
「ダメー」とよくお父さんはキミに言葉を発してしまうが、最近のキミの口癖も「ダメ」というものが多い。

まだ覚えている単語が少ないという事実はあるけど、キミは「ダメ」と言い過ぎた。これはお父さんが言う言葉から刷り込まれてしまったのかと、お父さんは少し反省している。キミはお父さんやお母さんの口癖を真似ながら、単語の数を増やしていく時期だ。お父さんもお母さんもキミにかける言葉に気を付けようと考えている。

否定語はなるべく使わないように、とお母さんとも気を付けている。

「急がないと幼稚園に遅れるよ!」→「先生が早く会いたいと思ってるよ」
「歯磨きしないと虫歯になるよ」→「ピカピカはかっこいいね」
「そっちは車が来るからダメだよ」→「パパは手をつなぎたいな」

とか、賭ける言葉を否定ではなく肯定にする努力をしている。なかなか忙しいときとか難しいのだけど、これはお父さんにとっても凄く良いトレーニングになっているよ。

キミは言い方を変えると反応が変わることも多い。絶賛イヤイヤ期には変わらないので、そう簡単にうまくはいかないけど、お父さんもお母さんのひとつずつ学びながら考えているよ。

キミの発語からハッとさせられたのがきっかけだ。

明日はどのくらい肯定分を言えるかな。

これから羽ばたくキミたちへ。お父さんもお母さんも子育てはチャレンジの連続だ。 

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