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#138 富士山を登る6歳のキミは十分にお父さんのライバルだ

6歳と2歳のボウズたちを持つ父親です。ボウズたちの成長の様子を書き記すことで将来のボウズたちへのプレゼント(酒の肴)になれば、と筆を執っています。

さて、ボウズ達へ。最近はすっかり筆が止まってしまっていた。ごめんごめん。週末に書こうと思っていたのだけど、キミたちと一緒に早々に寝てしまった。キミたちの寝顔を見ながら寝息を聞いているとお父さんもいつの間にかスヤスヤと眠ってしまう。一筆書きでクオリティもイマイチだが、とにかく今のきみたちの様子を残すことが大事なので、なるべく頻度を上げたいと思っている。ちょっと今日決めた新しい挑戦もあるので、どれだけ時間も取れるかな。色々お父さんも頑張っているよ笑。

先週末はお兄ちゃんのキミはサマーキャンプだ。これは凄いイベントだったので書いておくよ。キミは2泊3日全力だった。お父さんもお母さんも仕事を休んでキミたち園児の頑張る姿を見に行った。もう忘れられないくらい目に焼き付いていて、キミにとっての一生の財産になるだろうと思うよ。

キミは初日に富士山麓の洞窟探検をして、次の日は富士登山だ。そして最後は園児たちでクロスカントリーリレー。炎天下だ。見ているお父さんやお母さんもやきもきしてしまったが、全ての種目をキミたちはこなした。

キミは洞窟探検では肩を震わせて泣いていた。「パパ、ママに会いたいー」と肩を震わせて泣いている子がいるな、と思ったらキミだった笑。なぜだ?お父さんもお母さんもそばにいるのになぜ泣く?笑。そばの見えるところにお母さんがいなかったからそうなったのかな。小さな体で大きく肩を上下に震わせてキミは泣いていた。お父さんも「え?そこで泣く?」と突っ込んでしまったけど、キミなりの感情が溢れ出したのだろうね。頑張っていたね。

富士登山も小さい歩幅でキミはぴったり先生にくっついていた。ペースを崩すことなく、この日は泣くこともなくしっかりした足取りで登っていたね、キミたちの様子をお父さんはカメラマンばりにしっかりおさえたよ。動画も写真もたっぷりあるからお楽しみに。キミたちの卒園アルバムに使われる写真もあるかな。泣き出してしまう子もいて(辛いよね、暑いし)、そういう子を他の園児たちが抱き抱えて一緒に登っていくシーンは、とても清々しい美しさがあり、お父さんもお母さんもきっと他のパパママたちも心を打たれていたと思うよ。良いものをみせてくれてありがとう。

そして3日目はクロカンリレーだ。当日のリレーメンバーの順番が発表され、キミはスターターとアンカーの2走を任されていた。居並ぶメンバーはみんな速い子たちだったけど、キミは力強い走りで食らい付いていた。1番になることよりも、昨日のキミに勝つことが大事だ。お父さんがキミに伝えていることは常にそんなことだね。キミはクロカンに向けて、週末の朝に「パパ走ろう」とお父さんを5時半に起こし、夕方には「パパ公園でインターバルやろう」とお父さんと一緒にタイムトライアルをやる。お父さんは自分のサッカーの練習もあったのでボロボロだったけど、キミはお父さんより何倍も小さいからだでお父さん以上に走っている。「強くなりたいんだ」がこのときの口癖だったね。お父さんはキミに負けまいと密かに7月からジムに入会して昼休みに短い時間だけど走っている。一生懸命取り組むキミに対してお父さんが生ぬるいのは失礼だと思うからね。
7月は海外出張中でもホテルのジムで走ったよ。ほとんど毎日だね。まだキミに負けるわけにはいかない笑。

ここまでのプロセスでキミはすでに昨日のキミに打ち克っている。自信を持っていい。キミたちの可能性は無限大だ。昨日のキミはこの上ないライバルだよ。次は9月にまたクロカンの大会が待っている。心配することはないね。キミにはキミはついている(これはどこかの広告にあった気がする)。お父さんもそれを目指して(親の部があるらしい)、頑張ろうと思うよ。リーグ戦も真っただ中だから、一石二鳥だよ。

おつかれさま。キミは走り過ぎて、帰ってきたあと熱発。未だに熱が下がらないね。細菌感染しちゃったみたいだ。まずはしっかり休んで、走れる元気な体に戻そう。休むのも練習のうちだ。

これから羽ばたくキミたちへ。お父さんも確実に体ができてきた笑。

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