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哲学 演劇 遊び 教育 その他諸々/ほぼブログ

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  • こにしのあたまのなか

    自分の頭の中を整理するタイミングが来た気がするので、普段考えていることをざっくばらんにまとめてます。

  • 作品集

最近の記事

経験の2023年と覚悟の2024年

1年の計は元旦にあり、ということで、昨年の振り返りと、今年の目標を徒然なるままに、記してみようと思う。 2023年は反省と後悔の年になった。去年、一年間で見たお芝居の中で、一番面白い芝居は、私のなかでは間違いなく「おばあちゃんの詩」だった。(まあ、3月には確か卒業公演をやったんだけれども、それは別枠として。)自分が作った芝居が、去年見た中で一番面白いというのは、自惚れだといわれても仕方ないのかもしれないけれど、私の中では圧倒的なものだった。 ただ、まあ、私は根っからの出不

    • 教育と社会の関係について【2023年版】

      最近、考え方が少しずつ変わってきた、と思うことがたくさんある。これは 、自分が年齢を重ねたからなのか、それとも、最近触れている情報がその筋のモノが増えてきたからなのか、原因は定かではないが、私の中では後者である。まだまだ、年齢を言い訳にする年齢にはなっていないと思っている。というか、そう思いたい。私はいつまでも思春期でありたいのかもしれない。 最近、理想の教育とは何だろうか。どんな授業が最適なのだろうか。と考えることが増えてきた。それは、今まさに、教育改革の過渡期であり、ど

      • 【雑記】何かを乗り越えた2022、これからを見越す2023

        思いつくままに色々書こうとキーボードを叩いてみる。なんというか、次の創作の助走として、まずは文字を書いてみようという取り組みの一貫である。 テーマとしては、去年の振り返りと、今年の目標を書く。いつの間にか毎年恒例になっていたが、なんとなく去年やっていなかったらしい。書きたい時に書いて、書きたくないときは書かない。毎年やっているから、今年もやらないと、という意識が出てきた時点で、それはもう、きっと書きたくないものだから。自由気ままに、やっている。 その時に書きたいものを書い

        • 2020年のまとめと2021年の抱負

          本来であれば、昨日書く予定だったが、実家から帰ってきて、急激な眠気に襲われ、まあ、誰かが待っているものでもないし、と思い、1月2日という中途半端な日に、去年の感想まとめと、今年の抱負をあげる。 この時点で、今年はなにか違うなと、思わせることができる気がしている。 2020年。流行り病に右往左往させられた1年になってしまった。こういう時に、自分の軸がない私のような人間は、「コロナだから仕方がない」という万能な理由を都合よく使って、大した進歩も成長も見せずに、1年が終わってし

        経験の2023年と覚悟の2024年

        • 教育と社会の関係について【2023年版】

        • 【雑記】何かを乗り越えた2022、これからを見越す2023

        • 2020年のまとめと2021年の抱負

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          幕は勝手に落とされる。

          今日、1つの公演が終わりました。大きな大きな公演でした。泣きました。自分たちが作った芝居を見ながら泣くなんて、自作自演も甚だしいと思うかもしれませんが、今日の芝居は本当によかった。 勝手に自分に色々なハードルを、意識的にも、無意識的にも、課してしまった劇作になった。意識的には、日常を演劇にしたいということ。何か起こるわけではない。何も劇的なことは起こっていない。日常の延長線にあるような劇が作りたかった。これは、日常を演劇にできたら最強じゃん、というどこかで聞いたことがあるよ

          幕は勝手に落とされる。

          【日記】救世の世代

          いろいろありますね。最近。コロナだったり、ミサイルが飛んだり。なんだこの世界は、と思ったりなんだりしたり次第でございます。 政治の話はしませんし、なにがいいとか、悪いとか。そういうことを語ることが嫌いです。自分が全知全能のような気になるのが嫌いなんです。あたかも、「自分が正しいぜ」的な発想は持ちたくないんですよね。人間の数だけ正解があるし、人間の数だけの好きだとか愛だとかあると思っています。 でもまあ、この「人間の数だけ~」みたいな考えが、「自分が正しいぜ」的な考えと受け

          【日記】救世の世代

          【感想】運と夢と、

          「雪と桜と憧れと、」感想文 1つの区切りの公演を終えて、本当に運に恵まれた1年だったと思う。運と縁だけで生きている人生。それをまたも実感した。今日で反省会も終わったので、ウダウダと感想文を書いていこうと思う。ベートーヴェンでも聞きながら。 思いつきで卒業公演をやろうと決めた。勢いで会場をおさえた。やっぱりお客さんに持って帰ってもらうものは、立派なモノが嬉しいと、パンフは発注することを1週間前に決めた。こんなに迷惑な人はいないと思う。いろいろな人から怒られたし、いろいろな人

          【感想】運と夢と、

          【雑記】2019年のまとめと2020年の抱負をいっぺんに

          あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。色々あった2019年を振り返りと2020年の目標を片っ端から挙げ連ねたいと思います。 2019年、色々とやるべきことが増えた一年でもあり、やりたいことの全体像がなんとなく見えた一年だった。 何よりも、演劇部の顧問になって一年目。自分がやってきた演劇を初めて他人に評価してもらえる場に出た。そして、最優秀賞をもらった。嬉しかった。自分がやってきた、自分の感性と本で得た知識を基にした、1つの表現の形が世間で通用するんだ

          【雑記】2019年のまとめと2020年の抱負をいっぺんに

          【雑記】youtubeはもう地獄だ

          正直に言えば、YouTube依存症。テレビよりもYouTubeを見るし、何ならテレビのモニターを使ってYouTubeを見てる。 YouTube見てて思うことは、本当に学校の授業を変えないとダメだということ。学校の先生よりも面白い人が、学校の授業よりも面白く、学校の授業みたいなことをやっている。本当に学校の授業よりも面白いし、何なら学校の先生も、そのYouTubeの動画を見て、授業準備をしていることなんて、ザラだ。でも、そのまま流すと、やれ手抜きだなんだ言われるから、しょうが

          【雑記】youtubeはもう地獄だ

          【日記】運だけで生きてる男

          演劇の高文連の大会で、最優秀賞いただきました。夏休みの終わり、約1週間ほどかけて書いた、人生初の50分目安の台本。それで、最優秀賞。演劇人生、わずか10年ですが、初タイトルとなりました。本当に、応援、助言、苦言いただいた方、全員に感謝したいです。 この快挙は、正直、私がどうのこうのしたということよりも今一緒にやっている演劇の仲間が素晴らしすぎるのです。ここでも、運だけで生きているなって感じです。ある程度の脚本があれば、この人たちは、勝手に最優秀賞をとったでしょう。むしろ、私

          【日記】運だけで生きてる男

          演劇は音楽と似ている

          演劇というと、なんだか敷居が高そうと思う人が多いと思う。私も、キャラメルボックスという劇団と出会うまで、演劇というと、なんだか自分には縁遠い世界のように思っていた。演劇が趣味なんです!という人のことを、なんだかお高くとまっている人のように印象付いてしまうことが残念で仕方がない。 これは一重に、演劇が誤解を生じさせてしまっているのだと私は思っている。メディアで演劇というものが取り上げられる時、この国では大体、戦争というものに絡んでいる時か、芸術性が高い常人には理解しがたい崇高

          演劇は音楽と似ている

          【日記】明日はきっといい日になる

          高橋優の曲をなんだか久しぶりに垂れ流ししていたら、やはり、いい曲が多くて、すごくいいなーってなったので、このタイトルです。 そもそも、この曲と私の人生が重なりすぎてるっていう話をしたような、していないような。席を譲っても断られ、大好きな人とは急に会えなくなり。それでも、今こうして全てを笑い話に変えることができている。そして、ほかの人たちの幸せになっているなら、それはそれでOKなのか、と。思い通りの人生じゃなくても、幸せって呼べる。そんな人生だなって。 明日っていうのは、永

          【日記】明日はきっといい日になる

          【日記】死んでもいいような気がしている

          こういうタイトルだとまた「病んでる系コニシ」かと思われそうだけど、断じてそんなことはない。むしろ、その逆。こんなに浮かれている私を、私はみたことない。 別に結婚が決まったわけでも、宝くじが当たったわけでもない。むしろ、そういうことなら、まだ死なずに生きてやろうと思うわけだが、悲しいことにそんな特別な事情は何一つない。 むしろ、何もない。夏休みという、毎日家に居て、そのほとんどをパソコンと向き合い、1つの作品を書き上げるという非日常的な体験を終え、仕事が始まり、日常が戻って

          【日記】死んでもいいような気がしている

          理想の学校を語ったら見えてくることについて

          思いっきり理想を語ろう。理想を語れば何かが見えてくるだろう。(とても長くなりました。5000文字くらいあります。悪しからず。) 皆が生き生きしている学校。生徒も教員も生き生きしている学校が、一番の理想だろう。教員が楽しく授業を行っている。生徒もそれを楽し気に、向学心に溢れる状態で聞いている。そういった学校こそが理想だろう。 親から行けと言われているから、なんとなく登校している状態。国から、これを教えろと言われているから、なんとなく教えている状態。こういった状態からいち早く

          理想の学校を語ったら見えてくることについて

          学校という場について

          一口に、日本の学校教育といっても、様々な種類がある。中学校までは義務教育となっているので、中学校までで1つの区切りをつけて考えなければいけない。また、高校と一口に言っても、進学する高校生と、就職する高校生で分けて考えなければいけない。日本の高校生の約6割は、大学・短大に進学し、約2割は就職する。残りの2割は専門学校などの道に進む。高校のスタンスによって、その学校の教育のスタンスは変わって当たり前だろう。 世の中には、高校まで義務教育化するべきだという議論もあるらしい。これに

          学校という場について

          教育について(導入)

          society5.0に備えないといけないらしい。いわゆる、新時代の社会がやってくるらしいので、教育もその社会に備えないといけないらしい。ちょっと調べると、文部科学省はとても立派なことを言っている。次の時代に求められる能力についてだ。「文章や情報を正確に読み解き対話する力」「科学的に思考・吟味し活用する力」「価値を見つけ生み出す感性と力、好奇心・探求力」。そして、その力を身に着けるために、「一人ひとりの能力と個性に応じた個別最適化された学びの場」を整えることを目指しているらしい

          教育について(導入)