【雑記】youtubeはもう地獄だ

正直に言えば、YouTube依存症。テレビよりもYouTubeを見るし、何ならテレビのモニターを使ってYouTubeを見てる。

YouTube見てて思うことは、本当に学校の授業を変えないとダメだということ。学校の先生よりも面白い人が、学校の授業よりも面白く、学校の授業みたいなことをやっている。本当に学校の授業よりも面白いし、何なら学校の先生も、そのYouTubeの動画を見て、授業準備をしていることなんて、ザラだ。でも、そのまま流すと、やれ手抜きだなんだ言われるから、しょうがないから、そのyoutubeの動画の劣化版を授業でやっている。なんなんだ、この地獄は。

もちろん、全国の先生の全員がそんなわけではない。優秀な先生もいるし、この先生の言葉だから、聞きたくなるっていう素晴らしい先生もいる。そんなことは当たり前だ。こんな当たり前なことも書かないと、「全員がそんなんじゃねーよ!」と、あげてもいない足を取ってくる揚げ足取りマウント大好き野郎が、そこかしこから現れる。なんなんだ、この地獄は。

youtubeが大好きだから、わかるんだ。私の授業も、時代遅れの授業。クソオブザ授業2019 佳作 くらいなら受賞できるくらいのクオリティだってことは。でも、youtubeにない斬新な授業をやろうとすると、アイデア出しから始まる。アイデアがポンポン出てくる天才教師ならいいが、私は残念ながら凡人なので、アイデアが出てくるのに、ものすごい時間がかかる、ていうか出てこない。さらに、教科書で教えなければいけない内容が決まっている縛りプレイが自然的に発生する。そして、授業の時間がやってきて、またyoutube以下の授業を繰り返す。なんなんだこの地獄は。

じゃあ、教科書がなければいいのかっていう話になりそうだけど、そうじゃない。教科書からはみ出ることを教えている、反社会的教師なんじゃないかって思われそうで怖い。また、あげてもいない足を取ろうとする輩に襲われかける。なんなんだこの地獄は。

そうなってくると、次に現れるのは「好きで教師やってるんだろう!」という人だ。そうなんです、結局は好きなんです。この仕事が。目の前にいる人が、自分の話をなんとなく聞いてくれる時間が必ずやってくるこの職業が、大好きな演劇をやって、お金までもらえるこの仕事が。大好きなんです、私は。だから、だからこそ。少しでも面白い話を、少しでも面白い授業をやりたいんです。でも馬鹿だから、知識がないから、アイデアがないから。今日もまた、youtubeを見るんです。勉強しろよ!って言われるかもしれないんですけど、youtubeが私の知識を手にいれる場所になり、面白い話し方を学ぶ場所になり、今の時代にアンテナを張れる場所であり、人間に好かれる方法を学ぶ場所になっている。そして、また、絶望する。時間がなくなり、自分のつまらなさに気づく。なんなんだこの地獄は。

やりたいゲームを買い、読みたい本を買い、見たいDVDを買い。でも、結局見てるのはyoutube。散財につぐ散財。コンビニで三食ご飯を買い、食べながら見るyoutube。なんなんだこの地獄は。

何もできていない。この文章を書く時も、youtubeでチェロを聞きながら、書いている。もう受け入れるしかないのかもしれない。この地獄に住むことを。住んだうえでどう暮らすのか、それを考えた方がいいのかもしれない。住めば都になるのだろうか、この地獄は。

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