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等しく無視することも平等なのかもしれない

政治家の給料は税金だし、国の政策も税金で行われる。
早い話、我々みんなが支払ったお金だ。
そう考えると特定の誰かを優遇することやそのまた逆は、お金に対して不公平になる。

よく左派政治家がいう「弱者のための政治」は、個人的には全く平等ではないと思う。
おそらく、誰しもに与えられた票の下でそういう政治家が当選しにくいのは、声を聞く対象やお金の使い方が平等ではないからなのかもしれない。

だとすると「真の平等」とはどういうことなのだろうか?
もしかしたら誰の声にも全く耳を傾けずに、自分のやりたいように振る舞う政治が1番平等を表しているのかもしれない。
誰にも左右されず、誰かのためを思うこともなく、自分の信念にのみ従って動く。
ある意味で、独裁というやり方が究極の平等とも言える。


最近、特に大きな決断を下すわけでもなく、淡々と目立たずに振る舞っている菅総理がなんとも頼りなく見えるが、
もしかしたら平等性の担保のために敢えて明確に誰も優遇していないとすると、理にかなったやり方なのかなとも思えてきた。
多分彼は「こういう時に目立っても仕方がない」ということをよくわかっているのだろう。
現に、近くに悪目立ちする緑のオバハンがいるわけで、結局目立とうとして一部の声を聞き、それでノイジーマイノリティに巻き込まれても意味がないと思っているのかもしれない。

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