「はい、こちら表参道です。昼間は風が強かったのですが、今はすっかり止んでそこまで寒さは感じません。待ちゆく人の中には、コートを脱いでいる人も見られます。こんばんは。18:55現在の気温は・・・」

挨拶は、会話の冒頭に言うものである。
少なくとも日本においては。

家族や会社の人などとあいさつを交わすとき、
「いやぁ昨日のサッカーはすごかったねぇ。まさかコロンビアに勝つとはねぇ。おはようございます。」
という人は、まぁ、いない。

駅のアナウンスも、
「ご乗車ありがとうございましたー新宿に到着です。7番線の電車は、快速東京行きです。おはようございます。」
とは決して言わない。


ところが、である。

NHKの天気予報では、話している途中で挨拶を挟むことがある。
構成上、冒頭で人が映らずに空や風景が映っており、そこからカメラがひくなりパンするなりしてから人が映る。
人が映っていない間にペラペラ喋ってしまっているため、人が映って挨拶が発せられる頃には、既に内容も中盤に差し掛かっている。
それを再現したのが、今回のnoteのタイトルである。

このような"挨拶を間に挟むスタイル"、自分はどうも好きになれない。
「人が映っていないときには挨拶を言わない」というポリシーがあるのかもしれないが、散々喋った後に挨拶をされるのは、正直気持ち悪い。
だったら最初から人を映して、その後に空なり風景なりを映せばいいのに。

もう一度書くが、日常生活において、挨拶を会話やアナウンスの間に挟む人なんて、果たしているのだろうか。
実際にそういう場面に遭遇したら、違和感タップリだと思うのだが・・・

(しばらく自分の中で寝かせていた今回のネタ、まだ書かないでおこうと思っていたのだが、毎日毎日"挨拶を間に挟むスタイル"を見せられて流石にモヤモヤが我慢できなくなり、書きなぐった。この気持ちが今回のnoteによって、きちんと「成仏」するとよいのだが。)

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