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ビッグダディが今アツい

今更ながらビッグダディにはまった

職場で同僚と話していると「俺はこういう人間だ!」とビッグダディの言葉を急に引用してきて、その唐突さと自然さに笑ってしまった。

(今更感あるけれど)僕はビッグダディのことが気になり、帰りの電車内で彼のことを調べながら帰宅した。

その時、偶然彼の名言集を見つけてしまったのだけど、それがとても考えさせられる内容だったので、ここでシェアしたいと思う。

ビッグダディの言葉達

中でも僕が面白いと思ったのが以下。

お前は毎回毎回そうやって言う。俺は毎回毎回そうじゃないって言う。そのやりとりもいらないんじゃないかって話も何回もした。それでもお前はそう言う
だけどもダメって言うんならダメなんだろう 俺はそう思ってない
俺はそう思ってないけど お前は常にそうやって言う
俺はこうだ 俺はこうだよ 俺はこういう人間だ 俺はこういう人間
これ以上のものもないし これ以下でもない 俺はこういう人間
そう思ったのならそうしろ!そう思ったのならそうしろってまで俺はもう言う
おまえはいつもすぐにそう言うけれど、オレはいつもそういう風には思わない。 だけど、だけどおまえがそう言うならそうすればいい。

なぜ面白いのか

(まず、この出典元サイトが少し悪意のある切り出し方をしているのは重々承知している。その上でこのnoteを書いていることをご了承いただきたい。)

僕はこの言葉たちをとても面白いと思った。

なぜこんなに面白いのだろうか。

まず話が冗長だ。テキスト量に対して内容があまりない。またメッセージが複数あり、「結局何が言いたいのかが良くわからない」。

それを熱量高いまま、全力で語り続けるスタンスが最高におかしいと思う。可処分時間を不毛に奪われていく感覚がある。

また文面からにじみ出てくるダディの力強さも相まって、「じわり」を加速させる。(テキストを読んでいるだけなのに、顔が背景から浮かんでくるようだ。)

頭に全然入ってこない。スッと入ってこない、全然。全然わからない、内容が。何を言っているのかわからない。理解できない、全く。ダディの言うことは、わからない。(もう既に僕の書く文章へも影響を与えはじめている。)

アナーキズムに惹かれるのでは

でも、そのスタンスは男らしさがある。

学校の先生や職場の上司からは常に「簡潔にわかりやすく話しなさい」と教わり続けてきたけれど、ダディはその真逆をいく。周りの声なんて御構い無しだ(何か言ってしまった日には「俺はこういう人間だ!」とアンサーを返されるのが関の山だ)

ダディからは、僕がこれまで教わってきたことや世の中の常識を無視するような、一種のアナーキズムを感じるのだと思う。我が道を行く。その荒さのようなものに面白さを感じ、どこか惹かれてしまうのかもしれない。

公共交通機関である電車の中では、笑うことは絶対に許されない。笑いをこらえながらも、周りに勘付かれないよう平然を装ってダディの名言集を読み進めていく。

まるで新聞やニュースを読むかのように。真面目な顔でiPhoneを操作しながら。

しばらくして、停車駅が近づくアナウンスが聞こえる。何の気なしにふと外を見ると、背筋が凍った。。

窓に映る自分の顔をみた時、そこには「ガッツリニヤついた顔」をしている自分がいたのだ。

気持ちわりっ!!

とりあえず、連休ということで軽めの内容で書いてみました。。








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