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#俳句
川柳の分類を考えてみた
前口上
川柳が一時期世間で話題になっていました。一介の俳句詠みとしては、俳句をやらない人に「俳句をやっています」というと、「サラリーマン川柳はやらないの?」と聞かれたりします。「いやあ、あれはあれで難しいんですよねえ」とお茶を濁しながら、サラリーマン川柳をまじめに作っていたことを思い出します。落選しましたけどね。
「川柳」とひとまとめに言うけれども、作り方が投稿先によって違います。補助線なし
現代川柳の中の文芸性〜川柳の入口各論
『金曜日の川柳』という一句鑑賞アンソロジーが手元にあります。その中には「若手」と呼ばれる年代の作者の句もあります。最先端の川柳は、今までの川柳とは何かが違います。川柳の「穿ち」「軽み」「おかしみ」という三大要素に「落とし」まで考慮して、一言で言うとコミュニケーションの受け答えや切り返しを期待する川柳形式において、最新の川柳はチューニングを変えているのではないかと思います。
前回、読み方が現代川