コロナ経過(頭痛→熱→咽頭痛→耳痛→痰)

いつも通りの生活をしていたら、ついに罹患。初発症状が出てすぐインフルや風邪と違う1日2日では治らないのを感じ、いよいよかと。コロナ患者の中では軽症の類だろうが、それでもインフルの2-3倍くらい大変だった。ピークは発症2-4日目明日どういう経過になるか、いつになったらどうやったら咽頭痛がマシになるのか調べたが、わからない事も多かった。(どうやら2023年以降に感染した人は軒並み咽頭痛を訴えている、株が変わったのだろう。)

発症0日 頭痛・熱発

目覚めた瞬間から酷い頭痛あり、頭が締め付けられるような痛みだった。仕事を終えてさっさと早退したいと同僚に宣言をするも、その日に限り職場で大問題が起き、自宅勤務していた上司を呼び出す。体調不良だったらしいが、問題が大きすぎて全員が色んな意味で顔面蒼白。

途中から頭痛が悪化しロキソニンを内服、悪寒も出てきて一人ダウンを着て仕事を終える。就寝前にシバリングがあり、38.8℃。インフルでも38.5℃以上上がらない体には異常である。この時点で明日明後日には治らない事を確信。水分補給をし、布団をたくさんかけて凍えながら寝る。

発症1日目 発熱↑・+咽頭痛

目覚めると咽頭痛あり。すぐに治らない予感あり、誰も職場に来ない早朝に出勤、仕事をまとめ即帰宅、39.3℃を計測。目を動かすと痛い、眼輪筋の筋肉痛なのかなと思う。

咽頭痛が酷いが、空腹でお粥を食べる。アイスは美味しく食べられポカリの粉とのど飴に救われる。カロナールを頓服するが、個人的に効果をあまり感じなかった。

発症2日目 解熱・+倦怠感・咽頭痛↑↑・抗原検査陽性

就寝中に滝汗をかいて何度も目覚めるが、朝は解熱傾向。結局それ以降ぶり返さず。発症1日目朝にPCR検査をするが、結果が出ないため抗原検査をする、開始1分で陽性

とにかく咽頭痛が酷い。レトルトのお粥の有り難さに感動する。差し入れとしてUber Gift Cardsを貰い注文。差し入れとUberの有り難さに感動する。

カロナールからロキソニンに変更し塩水うがいをするも、咽頭痛が酷すぎて全く寝付けない。喉が痛い夢から覚めたら、現実の方が10倍くらい痛かった。痛くて寝付けないが疲れて寝落ちし、眠りが浅くなるたびに目覚めて咽頭痛に悶えを繰り返し朝になる。

発症3日目 咽頭痛Max・声枯れ・PCR陽性

目覚めると、前日の咽頭痛を上回る激痛で、いよいよ補水で激痛、涎の嚥下も激痛。ヨダレは垂れ流すことにした。声が完全に枯れる。これ以降丸3日間、全く声が出ないで過ごす。鏡の前にいた時に唾を飲み込んだ事があったが、これが苦悶様表情というものかと自分の顔を見て思う。激痛と思っていたが、肉体も激痛と認識しているのだろう。

咽頭痛があまりに酷いため色々調べ、はちみつ大根のど飴大根おろしうどんロキソニントラネキサム酸塩水うがいで乗り切る。特にはちみつ大根お湯割りと大根おろしうどんには救われた。何だかんだで一番辛いのは就寝中で、日中や食事中は痛みが麻痺するのか、痛みが和らぐ。

発症1日目に出したPCR検査陽性の報告が届き、職場に連絡。職場のルールは、解熱48時間以降で、発症5日後以降の抗原検査陰性で職場復帰OKとのこと。コロナ罹患先輩から、今後出てくる症状経過と「必ず良くなる」という言葉をもらい、救われる。

発症4日目 +両耳痛・咽頭痛↓・両下顎リンパ節腫脹

完全に仰向けで寝ると咽頭浮腫で就寝中の嚥下が余計辛くなる気がして、毛布で上半身を少し起こして寝る。よくなる経過だったのか、割合よかった。就寝中に咽頭が少しでも開くと口呼吸が減り、口腔内が乾燥しにくく、悪循環が絶たれる。また枕元にのど飴を置き、目覚めると食べた。飴で唾液が出て、口腔内が潤い、鼻空間も潤い、鼻の通りもよくなり、寝ている間の口呼吸が減った。発症0日からほとんど寝られてなかったため、睡眠の改善は嬉しい。

咽頭痛が鼓膜まで波及したのか両耳痛開始。中耳炎のような痛みだが、細菌感染併発ではなさそうなのでロキソニンで乗り切る両下顎リンパ節がゴリゴリに脹れているが、これだけ咽頭痛があればそんなものだろうと。しかし咽頭痛の程度が高止まりしたのが嬉しかった。

早々に解熱していたが、発熱はプロローグで、毎日新しい症状へ移り変わり、良くなっているのか謎だった。コロナ先輩から経過を聞いていたため、いつかよくなるだろうと思って過ごす。

発症5日目 やっと眠れる・痰

ここまで来ると睡眠環境が肝で、発症初日から体調が辛くてほとんど寝れないのが地味に堪える。そのため毎晩色んな事を改善してきた。上半身を起こして寝るマスク枕元にのど飴と水分。ついによく寝ることができた。睡眠不足だったのか昼まで寝た。

咽頭痛と耳痛は継続しているがかなりよくなっているし、痰が出るようになり、いよいよ終わりが見えてきた。この時がピークアウトを感じた日である。喉との戦いだが、猛烈にお肉を食べたくなった。

日中に試しで2時間ほど車で出かけてみると結構疲れた。たった数日の療養でここまで体力が落ちるのかと思った。ちゃんと仕事に戻れるのか、しかし早めに戻った方がいいという相反する気持ちが生まれる

発症6日目 復職

抗原検査で陰性が出て、復職した。驚くことに休職している間に一緒に働いている殆どの人が一回は体調を崩し、コロナ感染の人もいた。クラスターをやってしまったかとよぎったが、同じ日に体調不良だった人もいたし、そもそもそんな事は職場の誰も興味がないようだった。

コロナに対するアメリカの対応

今の日本の対策や反応は、アメリカの2年前くらいである。したがってコロナ陽性であっても、日本での風邪やインフルのような感じである。ああ、大変だったね、元気になって復職できる状態になったら職場に戻ってきて、と。職場のルールはあるが、自己判断の範疇も大きい。そもそもコロナっぽくない症状なら基本的に検査をしない。

恐らく今のアメリカでコロナに罹患してもよっぽどでない限り病院受診をしないとアメリカ人が言っていたし、よくわかる。理由は複数あり、①簡単に受診できない(病院の予約を取ると最短で3ヶ月くらい先になるのが普通)、②救急外来に行っても意味がない(長時間待ち、検査処方なしで帰宅が予想される)、③病院受診でいくらかかるか予想がつかない(請求額でウン十万とかよく聞く話)。

コロナ咽頭痛のためにやってよかった対策

  • 内服:ロキソニン、トラネキサム酸、ビタミンC

  • 食事:色んな飴、はちみつ大根、大根おろしうどん、お粥、アイス、ウーバーイーツ

  • 就寝時:マスクをつけて、上半身を起こして、目覚めたら色んな飴

咳・鼻水・味覚嗅覚障害・呼吸器問題はなく、今回は軽症なのだろう。咽頭痛が激痛なのが堪えたが、喉元過ぎればなんちゃら。そしてコロナで体重増加、激痛よりも食欲。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?