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部下が離れる「毒上司」とは?

若い世代では「毒上司」という言葉があるようです。
新卒社員の4人に1人が、半年未満で退職を考えているというデータもあります。その原因が「毒上司」。

"毒上司"とは、職場において従業員に対して有害で悪影響を与える上司のことを指します。毒上司は、権力を濫用し、従業員に対して不当な圧力をかけたり、威圧的な態度を示したりする上司のことを指します。

  1. 威圧的な態度: 毒上司は従業員に対して威圧的で攻撃的な態度をとり、コミュニケーションが困難になることがあります。

  2. フィードバックの不足: 建設的なフィードバックや指導がなく、従業員は成長の機会を逃すことがあります。

  3. 信頼性の欠如: 約束を守らなかったり、情報を適切に共有しないなど、信頼性に欠ける行動が見受けられます。

  4. 不公平な処遇: 従業員間での公平性が欠け、特定の従業員に対して好意的な取り扱いや不当な扱いが行われることがあります。

  5. マイクロマネージメント: 細かい作業にまで干渉し、従業員に十分な裁量を与えないことがあります。

  6. コンフリクトの助長: チーム内での対立や軋轢を助長し、良好な労働環境を損なうことがあります。

毒上司の存在は、従業員のモチベーション低下やストレスの増加など、様々なネガティブな影響をもたらす可能性があります。組織は健全なリーダーシップとコミュニケーションを重視し、毒上司の行動を防ぐために努力することが望まれます。

自分自身も上司だった時代がありますが、まさに「毒上司」だった時期があります。ある日全員に「もう辞めます」と言われたことも。

自分は一生懸命やっているのに、どうしてそんなことになるのだろう。理由が全くわからなかった。良い人づらして自分が悪人になっていることに、気付いていない。一番タチが悪いヤツです。

私の場合は、上記2が顕著にできていなかったと思います。
20代そこそこの若造が部下を持って、仕事に対する知識も経験も少ないことが怖くて、評価やフィードバックすることができなかった。

結果的に部下からは無関心だ、という風に思われた。いったい何を考えているかわからない。とたくさん言われました。

でも、ダイレクトに伝えてくれたのは本当にありがたかったです。直すべきポイントがわかった。今の時代は、直接的に言えない。というのも若者の悩みの一つのようです。

たくさんの人を傷つけてしまったし、全くうまくいかないことの連続でした。それでも20代でそんな経験できたことは、自分の人生で大きかったな。と思います。20代どころか30代も含めて20年近く、「上司として」ということや「組織作り」には悩み続けました。

上司の立場になると、さらに経験が長くなってくると、評価を受ける回数が減ることも苦しみますね。自分で気づいて直していかなければいけない場面が多い。

今日、明石家さんまさんが「悩みは消えることがないから悩め」
こんなことを言っていました。なんか刺さりますね(笑)

最終的には悩んで悩んで、自分自身が変わることでしか解決しない。
相手に変わってもらうように求めて、うまく行くケースは少ないのかなと思います。

私が失敗している時も、自分に矢印が向いていた。
「どうして自分はこれだけやっているのに、〇〇さんは。。」と、暗に相手に変化を求めてしまっていた。

若手・ベテラン関係なく、自分で気付いて修正していくことは、なかなか難しさもあります。100%のホンネを聞けないと思いますが、上司が自分の評価を、「部下」と「上司の上司」から聞きに行く姿勢は、必要なのかな。そんなことを思いました。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。





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