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『物言わぬ販売員』とは?


タイトルからどんなことを
想像されましたでしょうか?

不愛想な店員さん?
怒っている店員さん?

ここで言う
『物言わぬ販売員』とは

『POP』のことです

POPとは、ざっくり言うと
商品名や価格を表示している
紙やカードのことです

商品の特徴や
買うことで得られるメリット
そんなことも書いてある

POPを代表とする
販売促進物は

モノを売る上では
非常に大事です

商品の良さや
機能性など

本来であれば対面で
一人ひとりのお客様に
説明をする

お客様の反応を見ながら
接客販売する

こういったことが
できればベスト

タイミングの問題や
そもそも
接客をして欲しくない
お客様もいらっしゃる

以前勤めていた
ユニクロでの
POPの定義

『お客様に説明をしなくても
 どこにどの商品ががあるか
 お客様ご自身でわかり、
 商品特徴もパッと見で理解し
 お買い物を気持ち良くできる』

そうなると
POPの重要性というのは
非常に高い

店員さんの代わりに
お客様に商品の情報を
伝えてくれる存在

だから
『物言わぬ販売員』

では
POPがあるのと
無いのとでは
どれぐらい売上が違うのか?

業態は違いますが
GUで過去に試した
ことがあります

店内のPOPを
全て取り払ってみた

それで売上が
どう変わるのか
という実験をしました

結果は
POPを無くした結果
売上が25%ダウンした

逆に言うと
POPがあることで
25%アップの可能性も
秘めているということ

たまにPOPが
見えない・隠れている
そんなお店がありますが
とてももったいない

販売機会を
逃しているかもしれません

付ける場所も
決まっていることが理想
基本は目線の高さに付ける

そして
お客様の視点に立って
書かれていることも
大事です

横浜市に本社のある
スーパー「OKストア」

「オネスト(正直)カード」
というPOPを店内に
設置することで
売上を大躍進させました

例えばこんなPOP

「猛暑の影響で、
 レタスの品質が普段に比べ悪く、
 値段も高騰しています。
 暫くの間、
 他の商品で代替される
 ことをお薦めします」

「6月21日から発泡酒が
 値下げになります。
 お急ぎでなければ、
 6月21日までお待ちください」

などなど

正直すぎるのでは。と

顧客の方が思ってしまう
そこが勘所

正直に書かれても
ついつい買ってしまう
気がします

お客様にとって
有益な情報を
まっすぐそのまま伝える

物言わぬ販売員には
正直さが求められるのかも
しれません

最後までお読みくださり
ありがとうございます

連続投稿358日目

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