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「サイボウズらしいワクワクする子どもの学び場を創ろう」プロジェクトについて

このnoteでは、サイボウズ株式会社 社長室(※)で取り組んでいる、
サイボウズらしいワクワクする子どもの学び場を創ろう」プロジェクトの活動について発信していきます。
※サイボウズ社長室についてはこちらのnoteをご覧ください。

このプロジェクトは2022年1月に発足し、サイボウズの社長室メンバーを中心に5名が参加しています。

今まさに子育て真っ最中で学校との関係を模索している、子どもが学校の先生、社会福祉士の資格を持っている、子どもの声を大切にする活動をしている等々、いろいろな背景があるメンバーたちです。
共通しているのは「子どもがワクワクする」「学びの場」というテーマに対して、「自分達ができることは何か?」を自分ごととして捉えて取り組もうとしているということです。



なぜ私たちがこのプロジェクトに取り組むのか

サイボウズの社長室メンバーはこれまで、学校や教育の場に対していくつもの活動をしてきました。

  • プログラミング教育において、kintoneやグループウェアを用いた論理的思考に関するコンテンツを提供

  • 大学生や高校生向けに「チームワークとは?」というワークショップ

  • 2021年度に取り組んだ経済産業省の「未来の教室」での実証事業

  • イエナプラン大日向小学校との実証実験

  • 釧路管内の教育環境におけるICTを活用した校務モデル構築の実証実験 など

これらを学校と一緒に取り組んでいる中で、学校の教育プログラムだけではなく、教育の現場にあるさまざまな現実を見ました。

教育の現場は本当に大変。先生は早朝から夕方まで休みなく働いている。」
「先生は、”子どものため”という名のもとに、十分頑張っている。むしろ頑張り過ぎてしまっている。」
さまざまな理由で学校に行かない子どもが増えている。そこに対しても学校で対応をすることの難しさがある。」
「学校内に教室に行けない子どものための部屋があるが、そこに通う子どもへの支援に手が回っていない。」等々。

この状況に対して、
学校現場でそれら全てを解決するのは無理そうだ」
私たち民間企業のサイボウズができることが、何かないのか?あるのではないか?
と思い始めました。

求める結果を定めず、今持っている手段から始めるエフェクチュエーション

このプロジェクトでは、熟達した起業家が実践しているというエフェクチュエーション(※)という経営の方法論を参考にしています。
エフェクチュエーションは、チームメンバーの1人 中村龍太さんが普段実践をしているものでもあるため、龍太さんに教わりながらみんなで取り組んでいます。
(※)中村龍太さんが実践するエフェクチュエーションについてはこちらのnoteをご覧ください。

龍太さんが書いてくれたドラフトがこちら。
「自分たちが何者か」「何・誰を知っているか」から、「何ができるか」を考え、「パートナーシップを構築する」、そこからまた新しい手段や目的を探していきます。よってこの絵もどんどんアップデートされていきます。

このnoteでは、「サイボウズらしいワクワクする子どもの学び場を創ろう」プロジェクトでどんな活動をしているのかをお伝えします。



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