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現代長歌

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2021年2月の記事一覧

現代長歌「未来2月号」読み下し文

名付けよ、我を

【「、」読点で息遣いを示しています。】

「ひとすじの、血が垂れるような」の、直喩には、もっと大きな暗喩がある、
「親にも子にも、罪はない。神の栄光が、表れるためだ。さぁ立って、行きなさい」
蟠る、指導者たちの、西洋将棋。ルークを超えて、次の手は、
「トリックスターの、出方により、悲劇にも、喜劇にも、転びゆく」
ーースサノオ・カインーー、死火山の、ような腸を、ぶちまけた詩人、

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名付けよ、我を

「ひとすじの血が垂れるような」の直喩にはもっと大きな暗喩がある
「親にも子にも罪はない。神の栄光が表れるためだ。さぁ立って行きなさい」
蟠る指導者たちの西洋将棋。ルークを超えて次の手は
「トリックスターの出方により悲劇にも喜劇にも転びゆく」
ーースサノオ・カインーー死火山のような腸をぶちまけた詩人
反歌
市ヶ谷に酔わされたように「三島がさぁ」と刈り上げた首筋の汗拭く
第三の神話に桟敷はいらぬ二月

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