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腸と脳の関係が病名を変える!:機能性胃腸障害の新しい呼び名。

近年、米国やヨーロッパの医療界では、従来の「機能性胃腸障害」(FGID)と呼ばれていた症状を、「腸脳相互作用障害」(DGBI: Disorders of Gut-Brain Interaction)という新しい名称で呼ばれるそうです。

腸律®︎では腸と脳の密接な関係を以前からずっとお伝えしていましたが、医学でもそのことに着目し始めたようです。

脳が第二の腸である!

生物学的観点から見ても、腸が先に生まれ、腸の中に色々な臓器ができ始め、その臓器は全て腸がコントロールしていました。
しかし、次々と腸の中に様々な臓器ができてきて、全ての臓器を腸だけでコントロールしきれなくなって来たので、腸は自分をサポートしてくれる臓器を作ろう!ということで「脳」ができたのです。
つまり、脳は腸のサポート役として生まれた臓器です。
よく、「腸は第二の脳」と言われたりしますが、腸律師®︎はその言葉を聞くと少しカチンときています。
いえいえ!!『脳が第二の腸』ですよね?!笑


腸の感じていることと脳の感じていること

腸と脳は双方向で情報を交換していますが、腸の感じていることと、
脳の感じていることが違ってくることがあるのです。

この違いが大きければ大きいほど、たくさんあればあるほど、複雑化すればするほど、腸に負担が掛かると腸律®︎ではお伝えしています。
ですので、腸と脳の感じていることの違いを調律・腸律していくことが腸の健康を保つ大きな鍵になると腸律®︎ではお伝えしています。


「腸脳相互作用障害」(DGBI)という名前が示すように、腸と脳は繋がっており、心と体も繋がっているのです。その繋がりが乱れてくると不調につながる不腸の連鎖に陥ってしまいます。

腸律®︎では、腸の感じていることを『腸の表状』で読み取り、
脳の感情と合わせていくというオリジナルの考え方と手技を腸律®︎講座でお伝えしています。ご興味のある方はご連絡くださいね。

参考文献:

  • Yale New Haven Healthの報告では、腸脳相互作用障害がどのように腸の運動機能や感覚、脳の信号処理に影響を与えるかが詳しく説明されています。

    1. イェール・ニューヘブン病院

腸脳相互作用障害(DGBI)という新しい概念は、これまでの腸に焦点を当てた治療法だけでなく、脳との連携を重視する新しい治療アプローチになってきます。やっと腸律®︎の時代が来た!!とワクワクしています。

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