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レシピを書いてみました。パスタ編

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ほんとにゆっくりとですが、チャレンジしてできるようになった料理。その時々に作ったものを残してみたいと思って始めたnoteです。パスタを中心としたレシピ、少しづつ載せていきます。
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2020年11月の記事一覧

ひねりを加えたトロフィエ バジルソース

序章 反省だけなら猿でもできるひとつひとつ手作りするパスタはイタリアマンマの味。で、やってみたら難行苦行の二時間生地と格闘。いつから格闘技になってしまったの、パスタ作り、な感じに。 ふつーならここでいやになってやめるところを、むくむくっとやる気がでてしまう、変態なわたし。手が忘れていないうちにもう一度チャレンジしてみようと思ってしまったのでした。 頭ぶつけるの好きな(?)私でも同じ轍を踏むのは避けたく、って別のところにぶつけたりしてますが。反省してても仕方がないので、まず

ひとつひとつ手作りでトロフィエ キノコとパンチェッタで

イタリアのマンマといえば、手でひとつひとつカタチをつくるパスタ。そのうちのひとつのトロフィエ。 簡単そうにさらっとやっているように見えて、なかなか難しく。年季の違いというか、若い頃から作り慣れてるからの技だと。そもそもこのぐらいの生地の硬さで伸ばすと、打ち粉きちんとしておかないとくっついて大変なことになるし。。。日本は湿度が高いかしらん?腕が悪いせいかもですが。 で、見様見真似で、やってみましたのトロフィエ。本当は動画にあるように、ひねりを加えたいのですが、いきなりこのレ

残り物に福? パスタの焼き直しおつまみ

三日間の怒涛の魚づくし。kaorina091さん ユイじょりさん ケイチェルおじさん いこまゆきこさん チョコチップクッキーさん、ほんとnote友のみなさまのおかげで魚料理が少しわかってきたわたし。 で、今日も定番作ってたのですが、重いの三連打のあとでございますので、かる〜くまいります。 いままで、あまってしまったパスタ、たいてい温め直しただけでそこそこいけるというか、パスタは少し柔らかくなりますが、テロ〜んとはならず、味が染みて美味しかったりもして。 これだけじゃ芸が

海のラビオリ 鯛と牛蒡と 魚料理ことはじめ  吽の章

一昨日のみなさまのコメントへのお返事は最後の方で。 序魚料理になじみのないわたしが、Kaorina091さんが作られていたお魚のオーブン焼きとリメイクパスタに刺激されてお魚料理をさらっと自然に作れるようになりたいっ、という気持ちに火がついてしまっての前回。仕上がりは微妙でしたが、なんとか味をつくるこつは少し掴めてきたような。 前回URL挿入 鯛のパスタで、そぼろにした身の量が少ないとお気づきのあなた。鋭いです。 パスタには半分以下しか使っていませんでした。以前浅蜊を使っ

鯛とパスタと 魚料理ことはじめ 阿の章

昨日こんな投稿させていただいて。 題でお気づきのとおり、次の章がございますので、お答えは明日にでも。 起 魚料理ことはじめ由緒貧しい山育ちのわたし。魚料理に馴染みがなく。なんせ、御幼少のみぎり(笑)は酢ダコと干物だもんね〜。 初めて食べた魚飯の衝撃。っていうか魚をご飯に入れて炊く、というだけで目が点。鯛茶漬けなんてほんとに眼から鱗。こんな豊かな食べ物があるのか、の驚き。で、そろりそろりと鯛飯とか初めたぐらい。 Kaorina091さんが作られていたお魚のオーブン焼きと

酢橘で和になったパスタ いろいろキノコと豚肉のラグー

序奏以前徳島にご縁があったころ、山のように酢橘いただいて、もう毎日酢橘三昧なことがあって。柑橘系狂喜乱舞のわたくしの幸せな日々。あの香りと青さの残る爽やかな酸味。同じく徳島産の大振りな原木椎茸を焼きながら、岩塩ぱらっと、とか、醤油たらっと、ぐらいで酢橘ぎゅっと絞ると、もうこれだけで御馳走な感じに。これで日本酒なんて最高でございました。 ただ、普段は高値の華の酢橘さまで、たった二つで結構なお値段してて、なかなか日常使いはできず。徳島で食べた酢橘素麺とか酢橘ラーメンとか美味しか

アニョロッティの南瓜ソース Paris発Wien経由で届いたレシピをTokyoでアレンジ

ありがたいことに、【よみがえる遺産】のバトンを回していただいて、アンカーさせていただいて。わたしでいいの?な感じではありましたが、noteの恥は書きすて(笑)の爆走でなんとかかんとか。 こういう繋がり、noteならではで、いいなと感じていて。 ただ、バトンという形で、時間制限があったり、次の人に必ず渡さなければいけない、というのは、時間制約の多い方や、既にお仲間で回ってしまっている場合など、辛さに変わる場合もありそうで。 あ、このnoteいいな、とか、このお料理いいな、と

タコとトマトとフェットチーネ PATA家の定番

タコ抜きのたこ焼き作った時に、出汁、ソーセージ、チーズ、鰹節、と足掻いてみても全く味にならなくて、タコの偉大さを思い知らされて。 以来タコづくしにはまっていて、パスタ、ご飯、おつまみなどなど。 エビ、あさりと並んで御三家にあらせられて。 そんな中での定番のひとつです。 定番メニューなので、今日はことば静かに。 今日のお題タコの旨味を十分に引き出しつつ食感も楽しめるようにする。 野菜も加えて味の深みと変化も楽しめるようにする。 トマトソース玉ねぎをみじん切りにしてオリー

海のラビオリ 序章 あさりで

始まりは妄想から海の素材のラビオリ、食べてみた〜い、と思ったわたし。ところが、海産物入ったラビオリってあんまりみないことに気がついて。 イタリアでは料理も伝統があって、組み合わせるものが決まっているとkaorina091さんに教えていただいて、そのせいかもと。 知ってる範囲ですが、肉系、チーズ系、野菜系ぐらい。もちろん日本ではもっと自由だから、いろいろあると思いますが。 肉も大好きですが、魚介の美味しさの方が旨味は強いのでは、と思っている生粋やまと民族のわたくしといたしま