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ひとつひとつ手作りでトロフィエ キノコとパンチェッタで

イタリアのマンマといえば、手でひとつひとつカタチをつくるパスタ。そのうちのひとつのトロフィエ。

簡単そうにさらっとやっているように見えて、なかなか難しく。年季の違いというか、若い頃から作り慣れてるからの技だと。そもそもこのぐらいの生地の硬さで伸ばすと、打ち粉きちんとしておかないとくっついて大変なことになるし。。。日本は湿度が高いかしらん?腕が悪いせいかもですが。

で、見様見真似で、やってみましたのトロフィエ。本当は動画にあるように、ひねりを加えたいのですが、いきなりこのレベルは難しいので、まずはひねりのないもので。なんのひねりもないのも寂しいですが、ってわたしの文章みたいですが、捻りすぎての空回りは避けたく。しょっちゅうやってしまってますが(笑)。

トロフィエ(のようなもの)を作る

レシピに素直に、強力粉、水、オリーブオイル、塩で。動画見てるともう少し粗挽きで風味豊かな小麦粉使ってそうだけど、いきなり全粒粉とか混ぜると大変そうなので、まずはプレーンで。

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捏ねて捏ねて、指でぶにゅ〜っと押しても戻ってくるくらいコシがでるまで。
ラップして30分くらいおやすみいただいて。

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ひも状に伸ばす時からいや〜な予感。伸ばしてももどってしまうのと、ちょっと乾いてくると、台の上ですべるので、うまくコロコロできなくなって伸ばすの大変になってきて。
刻々と過ぎていく時間。しかたなく、細くするの途中で諦めて、この辺で、で、1cmぐらいに切って。

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掌で台をこするようにして伸ばして、、、、なんかトロフィエというより、ピチ(手述べでつくるロングパスタ)みじかくなっちゃいました、な感じ。

すべってうまく伸ばせなくなってしまうのが予想外。もそっと頑張ろうと思いつつも時間切れ。、、、なんせマンマみたいな速度でないので。。。たったこれだけ作るのに二時間格闘してました。我、泣き濡れてパスタと戯むる。。。

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キノコとパンチェッタのソース

いつものように、みじん切りのニンニクと鷹の爪をオリーブオイルでくちゅくちゅ。香りが立つくらいまで。

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お安く手に入ったパンチェッタ、切って投入。出汁と割り切って、かりかりになるくらいまで。そこに白ワインどぶっと入れて軽く煮詰めて、ぴちぴちいうくらいまで。

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きのこはマッシュルームとエリンギ。

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煽りながら、きのこの香りが立つくらいまで炒めて。

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海水くらいの塩入れた湯でパスタ茹でて、湯切りして、投入。茹で汁少々入れてざっざっと和えてか・ん・せ・い。

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茶(色)道料理家元見習いの面目躍如な見事な茶色。また作ってしまった茶系料理。

お味はきのことパンチェッタですので間違いありませんです。
いつものデュラムセモリナ+卵にくらべると、つるっ、もちもちっ、とした感じで、またこれも美味しいと。。。ただ、もっと手早く作れるようにならないと、手軽にはできないな〜、その割には地味だし〜、でした。ち〜〜〜〜〜ん。

なんとなく勘所をはずしている気がしているので、どこかでまたやってみるつもりです。めげないのとあきらめがわるいのだけが取り柄でございますので(笑)。


今日も最後までお付き合いいただきありがとうございます。
素敵な1日でありますように。

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マテバシイのどんぐり。

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