不登校でも友達には変わりはないという話
娘のクラスには不登校の子が一人います。
いじめにあったわけでもなく、ただなんとなく行きたくないんだとか。
なので、新年度や彼女(Mちゃん)が行きたいと気分になった日は来るのだそう。
「修学旅行、Mちゃんと一緒に行きたい!」がクラス全員の願いだったそうです。
修学旅行の3週間前ぐらいにMちゃんが2か月ぶりぐらいに登校してきた日。廊下でMちゃんを見かけた娘は、教室に入りづらそうにしていたら声をかけようと思っていたらしいのです。
ところが、Mちゃんを見つけたとたん、男子がMちゃんの隣に立ち、「うえぇ~見ない間に俺より大きくなってるぅ!」と大声で叫んだとのこと。
その声につられて、みんなが集まり、その場は背比べ大会に(笑)
Mちゃんもためらわず教室に入れたとのこと。
こんなこと、大人にできます?
2か月も学校に来なかった友達に会った瞬間、何事もなかったようにふるまえるって。
Mちゃんだって修学旅行は行きたいと思っていたはず。
だから前もって登校したのかもしれません。
それから修学旅行までの間、1日も休まず登校したというのですから。
修学旅行当日の朝、「誰も休まず全員参加だったらいいなぁ」と言いながら学校に向かった娘。
感染症が少しおさまってきていたとはいえ、全員参加できるかは当日になってみないとわかりません。
各自、カメラを持っていってもOKだったので娘も持って行きました。
兄も持っていきましたが一枚も撮って帰ってこなかった(笑)ので娘にも期待はしていませんでした。
「写真を何枚か撮ったから見せてあげる」と娘が声をかけてくれました。
中には、友達との写真が何枚もありました。
その中に私が名前を知らない大人っぽい顔をした子が一人で写っているものがありました。
「ねぇ~この子誰だっけ?」
「あ~この子がMちゃんだよぉ☆」
「うちのクラスは全員来たんだよぉ♬♬」
「良かったねぇ~」
「お母さん、先に言っとくけど泣かないでよね。こういう展開になると泣くパターンだから」
(先に読まれて涙を出すタイミングを失う)
Mちゃんは、2学期に入ったらまた休む日が多くなってきたみたいですが、学級閉鎖の時に初めてタブレット課題がでました。
先生との授業ではなく、時間割と課題が決められており、それに沿って提出するというもの。
先生から「Mさん、昨日のプリント出して下さい」みたいにでたらしいのです。
Mちゃんもしっかり家から参加している☆
「Mちゃん卒業式、大丈夫だよね」
と今から心配している娘。
そんなやりとりを聞いていた息子。
「大丈夫だよ。A君だってY君だって卒業式も出席したし、中学の修学旅行もきたぜ☆」
そういえば、息子の友達にも不登校いたなぁ。
彼らは学校には行かないのに、息子と一緒にゲームをしていたっけ(笑)
Mちゃんも卒業式に参加してくれるといいね。
そして、クラス全員と一緒に写真を撮りたいね☆
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