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悪質な訪問販売の手口にご注意!

相変わらず悪質な訪問販売が横行しています。しかも詐欺まがいな訪問販売が多いのでご用心!その手口について記載するのでご注意を!!


|はじめに

国民生活センターに寄せられたリフォーム工事や点検と称する商法によって詐欺事案まがいの強引な取引や契約が横行しているという。
本当に困ったものですね~( ^)o(^ )

それを裏付けるように独立行政法人国民生活センターが公表する「リフォーム工事と点検商法による相談件数」をみると下記のように推移しており、昨年は年途中の集計ではあるが、その前年(20200年)よりもさらに増加している状況にあります。

国民生活センター公表データを元に筆者撮影作成

訪問販売によるリフォーム工事(「屋根工事」「壁工事」「増改築工事」「塗装工事」「内装工事」の合計を「リフォーム工事」としている)と点検商法のいずれも年々増加傾向を呈しています。

|最近の事例

相談内容としては、下記のような事例が報告されています。

➤ 訪問販売によるリフォーム工事
〇 隣家で作業をしているという業者が来訪し、屋根修理の契約をした。後日、壁の補修も必要だと言われ追加で契約したが、解約したい。

〇 近所でビルの工事をしているという業者が来訪し、屋根工事が必要と言われ、父が契約をした。近所にそのようなビルはなく、不審なのでクーリング・オフしたい。

〇 突然来訪したリフォーム業者と屋根工事等の契約をしたが施工後の請求額が見積額と異なり高額だ。納得いかないので支払いたくない。

〇 住んでいるマンションで工事を行うという業者が来訪し、「大型連休で今なら安くなる」と言われ、給湯器、浴室などのリフォーム工事を契約したが、クーリング・オフしたい。

➤ 点検商法
〇 通気口の点検をすると業者の訪問を受けた。業者の勧めで通気口フィルターを契約したが、金額等の説明に嘘があり、不審なのでクーリング・オフしたい。

〇 義父の家に、近くで修理をしているという業者が訪問し、屋根の瓦がずれていると言って工事を勧められた。見積書が届いたが断りたい。

〇 自宅に電気給湯器の点検に来た業者の勧めで、浄水器を契約した。高額だし、不要なので取消したい。どうすべきか。

〇 排水管洗浄をしてもらったが、作業終了後に業者から『排水管が古く、今回の高圧洗浄で水漏れが起きる危険性がある。床下点検をしたい』と言われた。応じなければならないか。

など、いろいろな相談が寄せられているといいます。

訪問販売がトラブルにつながる一番の理由は、契約の即決を求めてくることです。
そのために営業マンは次のような言葉を使うことが多いといいます。

今日だけ特別価格です
・夏休み前なのでこの価格です
・モニターキャンペーン中であと一組です

このような言葉を並べられると、この機会を逃したくないなあ~と、契約の方向に心が傾いてしまいますが、そこが悪質な業者の狙い目です。
これらトラブルに遭わないためにも、具体的な手口を知っておくことが大事ですね。

|訪問販売の悪質な手口

悪質な訪問販売が増える原因にはいろいろな理由があると思うが
・消費者の知識が乏しい
太陽光発電や蓄電池に関しても便利で需要が高まっているにも関わらず、詳しい情報を持っていないことが多いため、訪問販売業者につけ込まれてしまうのです。
・強引な説明に断り切れない
営業マンのセールストークに飲まれてしまい、不要な点検や工事の契約まで断り切れなくなってしまう。
などの状況があります。
不要な点検等の契約をする必要はないので、はっきり「ノー」といえるようにしておくことが大事です。

|おわりに

リフォーム点検商法などの一端を記載しましたが、その手口はますます巧妙かつ悪質になっています。
不要な点検などについては、明確に「ノー」と拒否することが大切ですね。



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