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『最軽量のマネジメント』感想まとめ

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『最軽量のマネジメント』に関して、noteでいただいた感想をまとめています。
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2019年12月の記事一覧

【書籍レビュー】最軽量のマネジメント

今日、結構面白い本を読んだのでとりあえず紹介させてください。 個性的な働き方改革でかなり有名になったサイボウズ。 【100人100通りの働き方があって当たり前。】 という考えで色んな施策が取られている同社ですが、 内容がとんでもなくどの会社でも当てはまる論を言われています。 主な内容(公式HPより)メンバーのモチベーション管理、予算管理、プロジェクト管理、採用、評価......。 マネジャーにこれらすべてを背負わせるのは、正直言ってもう無理なのではないか。インターネ

「権威ごっこ」にサヨナラ。 書籍「最軽量のマネジメント」を読めば、まだ間に合う。

マネジャーにすべてを背負わせるのはもうやめよう。 表紙に書かれたこの言葉がより多くの人たちに伝わってほしい。 最近までマネジャーではなかった「私はマネジャーの○○です」 それを知るはずのメンバーからの「それはマネジャーの仕事です」 そのマネジャーの上司からの「マネジャーなんだからしっかり」 マネジャーという言葉にすべてを飲み込ませて、曖昧なままチームを動かそうとしているマネジャーとメンバー全員にこの書籍を読んで頂きたい。 「チームワークあふれる社会を創る」を理念として

「最軽量のマネジメント」を読み終わって面白かったので紹介してみる

サイボウズ副社長の山田理さんが書いたマネジメント本です。 私は「サイボウズ式」というホームページが好きで更新するたびに読んでいるのですが、「最軽量のマネジメント」が度々紹介されていたので、興味を持って購入した次第。 本の骨子をザックリ書くと「マネージャーだけ負担を強いるのではなくて、皆でマネージャーの肩の荷を下ろしてあげよう」的な話になるかと思います。具体的にマネージャーが肩の荷を下ろすためには、以下の3点の施策が上げられています。 ・情報の徹底公開 ・メンバーとの定期

わからないと言える勇気:「最軽量のマネジメント」

最軽量のマネジメント、という本を読んだ。今人気。 基本追っかけ気質のある私は、 最近は元ほぼ日CFO篠田さんの紹介する本を片っ端から読んでいる(笑) サイボウズは組織の作り方・働き方の自由度の高さで有名な会社。 この本は取締役の山田さんが書かれたが、 以下の社長の青野さんが書かれた本もよく読み返す。 成長を求めて企業買収をしまくったり バリバリの成果主義(生き残るか辞めるか)で組織を作ったら 社内がギスギスして離職率も28%超えて限界を感じ、 そこから一人一人がその人ら

マネジメントが「軽い」とはどういうこと?――書籍『最軽量のマネジメント』

マネジメントという言葉と「軽い」は相性が悪い。経営方針やマネジャーの言動が「軽いよね」と言われたら、それは明らかにしっかりやんなきゃというシグナルだ。  この本の書名『最軽量のマネジメント』を見たとき「軽くていい、ってどういうことだろう」と思った。著者は、サイボウズ副社長の山田理さん。  サイボウズといえば、ご存知の人も多いと思うが「100人100通りの働き方」を掲げているように、社員一人ひとりに合った働き方を実現しようと多くの施策を打っている会社である。育休休暇は最長6年

マネジャーは麻薬みたいなものではないか

しゅんしゅしゅんです。 いちどマネジャーになると、意識的/無意識的かかわらず、快楽におぼれてしまうのではないかと思う。これは個人のパーソナリティの問題というか、人間の性の問題かもしれない。 つまりマネジャーは麻薬みたいなもんだ。 マネジャーに忙しさや無理を許容させるのではなく、いかに本質的ではないマネジャーの仕事を減らして本質的なマネジャーの仕事に向かってもらうかのために徹底的に議論するサイボウズ社の視点はすばらしく、勇気にみちている。 マネジャー激務問題はよく取沙汰