見出し画像

こんにちは。サイボウズWebインフラチームです。

サイボウズのWebチーム内には、「Webインフラチーム」と「Webコンサルチーム」の2チームがあり、今回は「Webインフラチーム」についてご紹介します。

マーケティング部門の中になぜインフラチームが?

企業サイトや製品サイトなど、サイボウズのさまざまなWebサイトを置いているサーバーたち。もともとは情報システム部やサービス運用チームが面倒を見ていてくれていました。ところがある日、マーケティングに使うWebサイトなのでその置き場もマーケティング部で面倒見てね、という流れで、Webチームに管理を任されることになりました。
詳細はこちらの記事をご覧ください

せっかくWebサイトの上層部から携わっているコンサルチームと、サーバーの中身を知るインフラチームが一緒にいるので、両方の立場からより最適なサーバー構成だったり運用フローを検討できる(ようにしたい)と考えています。

Webインフラチームの役割

インフラチームの具体的な役割は、ざっくりいうと、企業サイトや製品情報サイトなどのWebサイトがちゃんと動き、それらの更新がスムーズにできるための仕組みを整えることです。社内の専任メンバーは2名なので、外部の専門家の手を借りながら効率的に業務を回しています。

具体的な役割と、お手伝いいただくパートナー

AWS(Amazon Web Service)環境の運営
企業や製品情報を置いているWeb サイトの管理・運用です。新規サイト公開や新たな施策の実施に伴う環境構築や、アップデートが絡む更新などをクラスメソッドさんに。24/365の監視をはじめ、リダイレクトやBasic認証の設定など細かいサーバー設定の変更などはJIG-SAWさんにて実施していただいております。

HP更新依頼の運営
更新作業はJ-COOLさんに依頼しています。社内のサイトオーナーとJ-COOL間でスムーズに更新が行えるように、依頼内容の確認やアプリの見直し、サーバーサイドで問題があった場合のフォローなどをしています。

Webインフラチームの活動のコア

私たちが日々の活動で意識しているポイントが、安心安全は当たり前、さらにコスト削減しつつ、プラスα攻めていくという3点です。


一言でいうと、「安心安全を担保できるなら、積極的に新たな仕組みを取り入れていこう」という感じでしょうか?

具体的には、テスト環境にAmplifyを採用した話とかWebサイトの更新をアウトソーシングした話もそうですね。せっかく素人が担当になったんだから、「今まで〇〇だったから」という前提条件を疑うところから始められればなと思っています。

今後の話

最近、ある程度知識がついてきてサーバーの中身を理解できるようになったことで、気づくことがいっぱいでてきました。

例えば、最近社内で実施している古いドメインの公開停止(リダイレクトなどの設定情報の削除)や不要なPDFデータの削除など、大掃除と称して実施している施策たちがあります。

サーバーの設定ファイルを見られるようになったからこそ、リダイレクトが大量にあることを知り、さらに実際に設定したリダイレクトが効かない(前の設定が邪魔している)という現場を目にして、これは整理しないと危険というのを肌で感じることができました。大変な作業ですが、取り組むモチベーションが高まりました。

また、サーバーのデータを直接見られるようになったからこそ、不要なファイルが大量に残っていることにも気づけました。リンクがなくても直接URLを叩けば古い情報が見えてしまうのも信頼を損ねてしまうと考えていますので、引き続きお掃除は続けていきたいと考えています。

そして、昨年本物エンジニアのakkeyもジョインしてくれたので、今まであまりに難しすぎてやらねばと思いながらもちょっと着手できていなかった、セキュリティのレベルアップなども歩みはカメでも着実に進めていきたいと考えています。

そんな、地道な活動を続けているインフラチームメンバーのnoteはこちら。
同じように縁の下の力持ち的活動をしている皆様とお見知りおきになれればと。よろしくお願いします。


この記事が参加している募集

仕事について話そう

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?